INTRODUCTION |
Natsuko: こんにちは、なつこです。 |
Naomi: なおみです。 |
Anthony: Anthony here. In Terms of Japanese Lessons, This One’s Awesome! |
Naomi: このレッスンでは何を勉強するのでしょう? |
Natsuko: 自分の意見を述べるときにとても便利な表現を紹介します「という点で」、 |
Anthony: “in terms of” or “in that” |
Natsuko: 今日のダイアログは上司と部下の会話のようです。ここはどこなんでしょう。会社でしょうかね。 |
Anthony: This lesson's conversation is between a boss and a subordinate. This conversation's probably taking place at an office. |
Natsuko: それでは早速聞いてみましょう。 |
DIALOGUE |
部長:昨日、家で、手巻き寿司を食べたとき、ちょっと面白いゲームをやったよ。 |
上原:えっ!どんなゲームですか。 |
部長:他の人が作った手巻き寿司を目をつぶったまま食べて、中身の具を当てるというゲームだ。 |
上原:へぇ~、面白そうですね。 |
部長:だろう?目をつぶっているから、舌触りとか、におい、食感が大切なんだ。 |
上原:結構、むずかしそうですね。 |
: 目をつぶって食べるという点では、ブラインドレストランに通じるものがありますね。 |
部長:なんだ、そのブラインドレストランっていうのは? |
上原:目隠しをして食事するレストランのことですよ。 |
: 視覚障害を持つ人に対する理解を深めることを目的にヨーロッパで始められたものなんです。 |
部長:ほ~。上原、意外と物知りじゃないか。 |
上原:いえいえ、それほどでもないですけど。。。 |
: 視覚に頼らず、嗅覚、味覚、触覚をフル回転させて食事をするという点で、この二つ、似てると思いませんか。 |
部長:そうだな。このゲームをしてみると、確かに、目が見えない分、他の感覚が鋭くなるのが実感できるよ。 |
Natsuko:次は英語が入ります。 |
部長:昨日、家で、手巻き寿司を食べたとき、ちょっと面白いゲームをやったよ。 |
: Yesterday, when we were eating hand-rolled sushi at home, we played a kind of fun game. |
上原:えっ!どんなゲームですか。 |
: Really? What kind of game was it? |
部長:他の人が作った手巻き寿司を目をつぶったまま食べて、中身の具を当てるというゲームだ。 |
: You eat sushi that someone else has rolled and try to guess what’s in it. |
上原:へぇ~、面白そうですね。 |
: Hey, that does sound fun. |
部長:だろう?目をつぶっているから、舌触りとか、におい、食感が大切なんだ。 |
: Yeah, doesn’t it? Your eyes are closed, so the scents and textures become really important. |
上原:結構、むずかしそうですね。 |
: That sounds like it could be really hard. |
: 目をつぶって食べるという点では、ブラインドレストランに通じるものがありますね。 |
Hey, the idea of eating with your eyes closed is kind of similar to ‘blind restaurants.’ |
部長:なんだ、そのブラインドレストランっていうのは? |
: What’s a ‘blind restaurant’? |
上原:目隠しをして食事するレストランのことですよ。 |
: They’re restaurants where you eat blindfolded. |
: 視覚障害を持つ人に対する理解を深めることを目的にヨーロッパで始められたものなんです。 |
They started in Europe as a way to help spread understanding of the blind community. |
部長:ほ~。上原、意外と物知りじゃないか。 |
: Hmm… Wow Uehara, you’re surprisingly well-informed. |
上原:いえいえ、それほどでもないですけど。。。 |
: Oh no, not really…. |
: 視覚に頼らず、嗅覚、味覚、触覚をフル回転させて食事をするという点で、この二つ、似てると思いませんか。 |
: But don’t you think that the two are kind of related in that they force you to rely on your senses of smell, taste and touch instead of your sense of sight to enjoy the meal? |
部長:そうだな。このゲームをしてみると、確かに、目が見えない分、他の感覚が鋭くなるのが実感できるよ。 |
: I suppose so. It is true that when you play this game, your other senses seem heightened without the visuals getting in the way. |
POST CONVERSATION BANTER |
Naomi: 聞いたことあります?ブラインドレストランって? |
Natsuko: 私、この間、ニュースで見ました。なんかこう目隠しをして手探りで食べるんですよ。 |
Naomi: 人気があるんですか? |
Natsuko: みたいですよ。 |
Anthony: 私もたぶん同じニュースを見たと思います。ヨーロッパの方が由来っていうのはしりませんでした。 |
Naomi: ネットで調べたところによると、東京の浅草でも体験できるところがあるっていう風になっていましたね。雷門と本願寺の間くらいにある、緑泉寺、みどり・いずみ・てら と書いてリョクセンジとよみますが、そのリョクセンジでクラヤミールというイベントを月に一回しているそうです。 |
Natsuko: くらやみーる・・・暗闇 darknessとmeal を一緒にしたんですね。 |
Naomi: HPを読んでいたら、お坊さんも仏教の修行で似たようなことをする何て書いてありましたね。 |
Natsuko:え、そうなんですか。だから、お寺でやっているんだ。 |
Naomi: 見えないものを食べる、目に見えないもの食べるということは、料理してくれた人を信じることじゃないですか。だから、その信じることが、仏教を信じることにつながるみたいなことがHPに書いてありました。 |
Naomi: それでは、単語を見ていきましょう。 |
VOCAB AND PHRASE USAGE |
Naomi: 今日はまず五感 five senses に関する言葉から確認していきましょう。 |
Natsuko: ちなみに、五感は 五 five 感 feelings です。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。全部 「覚」で終わっています。 |
Naomi: まず、視覚 |
Anthony: vision, sense of sight |
Naomi: シは見るという意味。覚は覚えるto memorize と同じ漢字を使います。 |
Natsuko: 次は 聴覚 |
Anthony: sense of hearing |
Natsuko: チョウはきくという意味ですね。覚は先ほどと同じ感じです。 |
Naomi: そして、触覚 |
Anthony: sense of touch |
Naomi: ショクはふれる さわる touch という意味です。そして覚は一緒。次は? |
Natsuko: 味覚 |
Anthony: sense of taste |
Natuko: ミ は あじ taste ですね。最後は? |
Naomi: 嗅覚 |
Anthony: sense of smell |
Naomi:嗅覚のキュウって、難しい感じですね。キュウ は 嗅ぐ to sniff to smell という意味です。 |
Natsuko: この、視覚 sense of sight聴覚sense of hearing触覚sense of touch味覚sense of taste嗅覚sense of smell を五感five senses といいます。 |
Anthony: 第六感というのもありますよね。sixth sense. |
Naomi: そうですよね。第六感が鋭い なんていうと |
Anthony: To have a keen sixth sense. |
Naomi: 私は、第六感はまったく鋭くないんですけれども、結構、味覚が鋭いです。腐ったもはすぐ |
わかります。 |
Anthony: それは、大事なことじゃないですか。 |
Natsuko: お腹の中でわかります。とかね。 |
Naomi: お二人は五感の中で何が鋭いですか。あ、第六感も含めて良いですよ。 |
Anthony: 私はすごく目がいいんですね。で |
あと、たまに物を触っただけで匂いがわかるっていうのもあるんですけども。第六感につながるんですかね、これは。 |
Natsuko: どういうこと? |
Anthony: 物を触ったら、べつに嗅いでないのに匂いがわかる。なんか、頭に浮かんでくるっていうか。 |
Natsuko:それは、初めて聞いた。どんな感覚なんでしょうかね。 |
Anthony: べつに役立ったことはないんですけど。 |
Natsuko: でも、なんかスゴイですよね。ちょっとスーパーパワーな感じがしますよね。私はあまり五感には自信がないですよね。特に目は悪いんで、しいていえば、なおみさんと同じく嗅覚とか味覚ですかね。 |
Naomi: 腐ったものがわかります。 |
Natsuko: おいしいものも、よくわかります。 |
Naomi:では、文法に入っていきましょう。 |
Lesson focus
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Naomi: 今日の文法は「---という点で」"in terms of ~" or "in that ~" 今日のダイアログには? |
Natsuko: 目をつぶって食べるという点では、ブラインドレストランに通じるものがありますね。 |
Anthony: The idea of eating with your eyes closed is kind of similar to ‘blind restaurants.’ |
Naomi: 話している人が、どういう視点からみているのか、どういうポイントで、話しているのかということをつたえることができますね。「こういう、考え方によると」という意味でしょうか。たとえば、在宅勤務、家で働く事のいいところ悪いところを言ってみましょう。あ、在宅勤務はtelecommuting とかhome officeですかね。 |
Natsuko: 通勤時間が節約できるという点で在宅勤務はいい。 |
Anthony: Telecommuting is great in that you can save by skipping commute. |
Natuko: でも、タイムマネージメント 時間の管理をしなければならないいう点で、在宅勤務は大変だ。 |
Anthony: But it's hard in that you have to manage your time. |
Naomi: 「という点で」というのは discourse grammarというのかな。 |
自分の意見に説得力を持たせるときに大変役に立ちますよね。じゃ、homeschool 学校に行かずに、自分のうちで勉強をすることですが、これについてはどうでしょう?~という点で いい。~という点で問題がある。お二人はどう考えますか? |
Natsuko: 例えば、いじめなんかに悩んでいる子でも勉強できるという点で、ホームスクールはいいかもしれませんね。 |
Naomi:そうですね。 |
Anthony: ま、それこそタイムマネージメントという点では、ホームスクールはちょっと難しい点があるかもしれませんね。 |
Naomi: そうですね、時間の管理難しいですよね。 |
Natsuko: あと、やっぱり、お友達ができなかったりとか、人の意見を聞けないという点ではちょっとマイナスかもしれませんね。もちろん、やり方によるんでしょうけどね。 |
Outro
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Naomi: 皆さんはどう考えますか。意見を教えてください。 |
Natsuko: それでは、今日のレッスンはこの辺で。 |
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