INTRODUCTION |
Natsuko: こんにちは、なつこです。 |
Naomi: なおみです。 |
Anthony: Anthony here. You'll never guess what happened! |
Naomi: このレッスンは前回の続きで「わけだ」を勉強するわけなんですよね。ストーリーも続きのストーリなんですよね。 |
Natsuko: そうです。前回は、さゆりさんと綾香さんが同じ男の子のことを好きで、あやかさんは「協力する」と言いながら、自分ではその男の子と付き合ってると言うことが、他の友達にばれてしまったんでした。 |
Anthony: So this storyline is continued from the previous lesson. Two friends Sayuri and Ayaka like the same guy. Although Ayaka promised that she was going to help Sayuri to get Ken by acting as a go-between, Ayaka actually started seeing Ken. |
Natsuko: 今日の会話はあゆみ、あやか、さゆり 3人の女の子が全員登場します。 |
Naomi: スリリングな展開ですね。 |
Anthony: The conversation is between 3 friends. Ayumi, Rina Ayaka and Sayuri. Since they're all friends, this is an informal conversation. |
DIALOGUE |
あゆみ:綾香、健と付き合ってるの? |
: 昨日、健と一緒にいるところ見かけたんだけど。 |
綾香:う、うん。実はね。。。言おう言おうと思ってたんだけど、なかなか言い出せなくて。。 |
あゆみ:どういうことなの?さゆりを裏切ったってわけ? |
綾香:裏切るつもりはなかったの。 |
: 実は、私もずっと健のことが好きだったのよ。でも、さゆりから健のことを打ち明けられたとき、本当のことが言えなくて。。。 |
: さゆりも、思いつめていたみたいだったから、健のことはあきらめようって思ったわけ。 |
あゆみ:それで、何で付き合うことになったのよ? |
綾香:健に、さゆりの気持ちを伝えに行ったら、逆に、健から告白されちゃって。 |
: もう自分の気持ちにうそをつけなくて。。。 |
あゆみ:そう。。綾香も、愛情と友情の板ばさみって苦しんでたってわけね。 |
: それなら、さゆりに正直に話した方がいいよ。 |
綾香:さゆり、わかってくれるかなぁ? |
あゆみ:う~ん、微妙だね。 あ、さゆりだ! |
さゆり:あれ、何してんの?こんなところで。 |
綾香:いや、ちょっと。。。あのね、この前の話なんだけど・・・。 |
: ほら、健のこと頼まれたわけだけど・・・、それが・・・。 |
さゆり:あっ、それ、作り話だよ! |
: 実はさ、健が、綾香と話すきっかけを作ってくれって頼んできたから、ちょっと、仕組んだってわけ。 |
Naomi:次は英語が入ります。 |
あゆみ:綾香、健と付き合ってるの? |
Anthony: Ayaka, are you and Ken dating? |
: 昨日、健と一緒にいるところ見かけたんだけど。 |
:I saw you with him yesterday. |
綾香:う、うん。実はね。。。言おう言おうと思ってたんだけど、なかなか言い出せなくて… |
: Well, yeah. I mean… I was planning to… to tell you, but I just couldn’t think of the right way to say it… |
あゆみ:どういうことなの?さゆりを裏切ったってわけ? |
: What’s this all about? Did you stab Sayuri in the back? |
綾香:裏切るつもりはなかったの。 |
: I didn’t mean to. |
: 実は、私もずっと健のことが好きだったのよ。 |
:To tell the truth, I’ve liked Ken myself for a long time now. |
:でも、さゆりから健のことを打ち明けられたとき、本当のことが言えなくて。。。 |
:But when Sayuri confessed her feelings for Ken to me, I just couldn’t tell her the truth…. |
: さゆりも、思いつめていたみたいだったから、健のことはあきらめようって思ったわけ。 |
:It seemed like Sayuri was taking herself very seriously and I thought I’d better just give up. |
あゆみ:それで、何で付き合うことになったのよ? |
Anthony: So then why are you dating him? |
綾香:健に、さゆりの気持ちを伝えに行ったら、逆に、健から告白されちゃって |
: Well, when I went to tell Ken about Sayuri’s feelings for him, he confessed that he actually had feelings for me. |
: もう自分の気持ちにうそをつけなくて。。。 |
:I just couldn’t hide it anymore… |
あゆみ:そう。。綾香も、愛情と友情の板ばさみって苦しんでたってわけね。 |
: I see… So you were suffering, caught between love and friendship. |
: それなら、さゆりに正直に話した方がいいよ。 |
: If that’s the case you should just be honest with Sayuri. |
綾香:さゆり、わかってくれるかなぁ? |
: Do you think Sayuri will understand? |
あゆみ:う~ん、微妙だね。 あ、さゆりだ! |
: Hmm… I’d say it’s questionable. Oh, it’s Sayuri! |
さゆり:あれ、何してんの?こんなところで。 |
: Hey, what are you doing over here? |
綾香:いや、ちょっと。。。あのね、この前の話なんだけど・・・: ほら、健のこと頼まれたわけだけど・・・、 |
: Ah, well… um, I wanted to talk to you… about the favor you asked me to do about you and Ken… |
: それが・・・。 |
:well it’s just that… |
さゆり:あっ、それ、作り話だよ! |
: Oh, that was all made up! |
: 実はさ、健が、綾香と話すきっかけを作ってくれって頼んできたから、ちょっと、仕組んだってわけ。 |
:To tell you the truth, it was Ken who asked me to create a good excuse for the two of you to talk. It was all sort of rigged from the beginning. |
POST CONVERSATION BANTER |
Naomi: まあ、よかったですね。めでたしめでたしっていう感じですね。。ま、JPod的にはね、殴り合いの喧嘩とかになったほうが面白くはあったんでしょうけど。 |
Natsuko: めずらしいですね。きれいにまとまっちゃうのは。話を整理しておきましょう。健。。。男の子が綾香さんのことを最初から好きで、さゆりさんに「協力してよ」と頼んだんですね。さゆりさんは、綾香と、健が話すきっかけを作るために自分が健のことを好きだと嘘をついたんです。で、 |
綾香が健に話に言ったら、健が「好きです」って綾香に言ったんですね。 |
Anthony: 複雑ですけど、一番悪いのは、健かもしれないですね。さっさと告白すれば、問題なかったのに。 |
Naomi: ああああ、今、消極的な男の人が増えてるって聞いたことありませんか?で、消極的な男の人って、英語でなんて言うんですか。 |
Anthony: Not aggressive, passive |
Naomi: なるほど。で、そういう男の人を日本語で、最近のフレーズなんですけど、草食系男子っていうんですけど。。。 |
Natsuko: 草食は英語で言うと何ですかね?glass eating とか herbivore |
Anthony: So it’s the herbivore boys?? |
Naomi: 聞いた事あります、これって? |
Natsuko: 最近メディアで話題になっているみたいですね。おとなしくて女の人に積極的でない男の人っていう。よく言えば、優しくて、穏やかでっていう感じですか。 |
Anthony: じゃ、逆は 肉食系男子?carnivore boysですか。 |
Naomi: でも、実際に言うんですよね。肉食系男子、積極的で。。。強い男の人たち。俺について来い!お前を幸せにしてやるみたいなタイプ。女性のリスナーの皆さん、どちらのタイプが好きですか? |
Natsuko: 男性のリスナーのみなさん、あなたはどちらですか? |
Naomi: ぜひ、教えてください。 |
VOCAB AND PHRASE USAGE |
Anthony: Let's have a closer look at the usage for some of the words and phrases from this lesson. |
Naomi: では単語を見ていきましょう。、まず最初の単語は |
Natsuko: 愛情 |
Anthony: love or affection |
Natsuko: 愛はもちろんlove です。情は気持ちfeelingとか 感情emotionというような意味です。 |
Naomi: ダイアログにはもう一つ 情を使った単語がありましたね。 |
Natsuko: 友情 |
Anthony: friend shop ...他にも、日本語には情を使った単語がたくさんありますよね。例えば、同情sympathy |
Natsuko: ああ、そうですね。同情。同じsameと言う漢字と情、で同情ですね。相手の気持ちと同じ気持ちを感じること、です。「あーかわいそうだなぁ」とか「あ、たいへんそうだな・・・」と相手の気持ちを同じように思いやる、そういう感情ですね。 |
Naomi: 今思い出したんですけど、かなり前のドラマで「同情するなら金をくれ」なんてフレーズはやりましたね。 |
Anthony:"If you feel sympathy to me, just give me money" |
Natsuko: すごいフレーズですよね。他にも、薄情 薄い thin に情をつけて、薄情という言葉もありますよね。 |
Anthony: heartless, shallow-hearted |
Natsuko: 強いstrongに情をつけて、強情 |
Anthony: as stubborn as a mule |
Naomi: では、次の単語を見てみましょう。 |
Natsuko: 板ばさみ |
Anthony: dilemma, double bind |
Natsuko: 板はboardのことなんですけど、 板と板の間にはさまれるとこですね。はさまれるというのはto be caught なので、板ばさみというのは 直訳すれば、the state of being caught between boards |
Naomi: 、右に板 左に板 真ん中に自分 って感じでしょうか。 |
Natsuko: もちろん、本当に板と板の間に挟まれちゃったというときにも使えるんですけれども、普通はmetaphorとして使います。たとえば、 |
Anthony: 母と妻の間で板ばさみになる。 I'm caught between my mother and wife. |
Naomi: 男性にはよくあることかもしれませんね。あとは、会社なんかで使うのはマネージャーは上司と部下の板ばさみだ |
Anthony:The manager was caught between the superiors and the subordinates |
Natsuko: ダイアログには、愛情と友情の板ばさみcaught between love and friendship と言うフレーズが出てきていましたね。皆さんも、きっとこういう何かと何かの板挟みになったことがあるんじゃないかと思うんですが、その経験を是非教えてください。 |
Lesson focus
|
Naomi: 文法に入っていきましょう。このレッスンでも「わけ」を学習します。前回、理由reasonと結論conclusionを表す「わけ」を勉強しましたね。 |
Natsuko: でも、このレッスンではそれとは違う「わけ」を勉強します。特に、文章の終わりに出てきて、状況を説明する「わけ」の使い方を勉強しましょう。 |
Naomi: じゃ、早速ダイアログの文章を見てみましょう。 |
Natsuko: 健のことはあきらめようって思ったわけ。 |
Anthony: I thought I’d better just give up. |
Naomi: これ「わけ」がなくても意味は同じですよね。 |
Natsuko: 健のことはあきらめようって思った |
Anthony: I thought I’d better just give up Ken. |
Naomi: 「わけ」をつけると、説明をしているんだ。。。というニュアンスが強くなるんですね。 |
Anthony: In addition to the usage of “~wake da" introduced in Upper Intermediate S3 #12, there are additional usages depending on the context. wake (わけ) can be used at the end of a sentence when you are trying to explain a situation or sequence of events. |
Naomi: 「説明」をするときに使う[わけだ]は [んだ]とか [のだ]にも変える事ができます。つまりさっきの文章。 |
Natsuko: 健のことはあきらめようって思ったわけ。 |
Naomi: を |
Natsuko: 健のことはあきらめようって思ったんだ。 |
Naomi: といってもいいということです。 |
Anthony: When the speaker is explaining a situation or retelling a series of events to the listener, wake da (わけだ) can be used at the end of a sentence. It is used by the speaker when the listener knows what the speaker is talking about. This usage of wake (わけ) can be replaced with the explanatory particle no (の). |
Naomi: 例文を読んでみましょうか。「あ、なつこさん、お財布見つかったんですか?」 |
Natsuko: そう!あきらめていたんだけど、拾った人が警察に届けてくれたわけ。もう、びっくり! |
Anthony: "Good thing you found your wallet!" "I had already given up (looking for it), but someone found it and turned it in. I was really surprised!" |
Naomi: では、次になつこさんに、どうしてJPODで働き始めたのか、説明してもらいましょう。 |
Natsuko: じゃ、訳を説明しますね。みなさん、ピーターは知っていますよね。ピーターはjapanesepod101.comのCEOです。私は、翻訳の会社、エアクレーレンの社員なんですが、ピーターも最初エアクレーレンで働いていたわけです。で、ピーターがJapanesepod101を始める時に手伝ってくれっていわれたわけなんですよ。 |
Naomi: で、断れなかったっていうわけですね。 |
Natsuko: そういうわけです。 |
Outro
|
Naomi:じゃ、今日のレッスンははこの辺で。 |
Natsuko: それじゃまた。 |
Anthony: See you next time. |
Comments
Hide