INTRODUCTION |
なつこ:こんにちは、なつこです。 |
なおみ:なおみです。 |
ピーター:Peter here. Battle of the classes part 1, bring on the sophistication. |
なおみ:日本の運動会のルール。今日から新しいシリーズが始まります。じゃあなつこさん、早速今日のストーリーを教えてください。 |
なつこ:今日はまずニュースが少し流れて、その後はお父さんとお母さんの会話です。運動会について話しているようですよ。運動会、というのはathletic meetingのことですね。 |
ピーター:Today's conversation is between a mother and a father. They're talking about sports day or athletic meet that would be held at their kid's school. |
なおみ:今日の文法は「ということだ」、というものと「〜に決まっている」の二つです。 |
なつこ:じゃあ、どんなルールがあるのかちょっと聞いてみましょうね。 |
なおみ:はい |
DIALOGUE |
なおみ:運動会という言葉もありますけど、体育祭、「体育」というのが。 |
ピーター:Physical education. PE. |
なおみ:で、「祭」っていうのがfestival=祭りということなんですが、体育祭というのがありますよね。 |
なつこ:そうですね。あの前回やった文化祭と、こうペアになってる感じですよね。 |
なおみ:そうですね。でも、運動会と体育祭っていうのは基本的に同じことですよね。 |
なつこ:でも例えば今日のダイアローグでアナウンサーは「多くの幼稚園や小学校で、運動会が行われる季節です」と言ってました。だから、幼稚園とか小学校のathletic meetingは運動会。 |
なおみ:なるほど。 |
なつこ:で、もう少し大きくなって中学や高校になると「体育祭」と呼ぶことが多いみたいですよ。 |
なおみ:確かにそうですね。私も中学校とか高校では「体育祭」って言ってました。 |
なつこ:うん、私もそうでした。 |
なおみ:なんか勝手なイメージですけど、「運動会」ってちょっと楽しい感じがしませんか? |
なつこ:うん、なんかこうファミリーイベントって感じですよね。 |
なおみ:外で家族とお弁当を食べて、ゲームみたいなのをして、っていう。でも体育祭っていうと、もうちょっと真剣=seriousな感じがしますね。 |
なつこ:あのゲームの勝ち負けとか結構こだわったりしますよね。あのー、クラス対抗のサッカーとかやったりとかしてね。 |
ピーター:So, 運動会and体育祭 are both translated as an athletic meet. But, Naomi Sensei and Natsuko Sensei were talking the difference. It seems 体育祭is a bit more serious than 運動会. So, the word, 運動会, is used in kindergarten or elementary school whereas the word,体育祭, is used in junior high school or high school. |
なおみ:では今日の単語に入っていきましょう。 |
VOCABULARY |
なつこ:最初の単語は「調査」。 |
ピーター:Investigation. Survey. |
なつこ:「調べる」ということですね。 |
なおみ:はい。 |
なつこ:「する」をつけて「調査する」という動詞になります。 |
なおみ:次の単語は「〜に上る」。 |
ピーター:Amount to something something. Run up something something. |
なおみ:これは漢字だけよむと、ちょっと読み方に困りますよね。 |
なつこ:あ、そうですよね。「〜にあがる」というふうにもよめますよね。 |
なおみ:うん。でもデータの話などをしていて、it comes toっていうふうになった場合には「のぼる」というふうに読みます。先ほどなつこさんが紹介してくれた「調査」という言葉とこの「上る」を使った表現を見てみましょう。 |
なつこ:「調査によると去年交通事故で死亡した人は6,352人に上る」。 |
ピーター:According to the research, 6,352 people died in car accidents last year. |
なおみ:「〜に上る」というのは話している人=the speakerが「その数が多いな」と思っている場合などに使われますよね。 |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:「6,352人も死んだのか。多いなー」と思ってるわけですね。 |
なつこ:だからreach the number、というニュアンスですね。 |
ピーター:アメリカの方、5万人超えてます。 |
なおみ:そう、すごいですよね。 |
なつこ:本当ですか。 |
ピーター:本当です。 |
なおみ:日本はだんだん少なくなってるんだそうです。 |
なつこ:ルールがとてもstrictになってきてるんですよね。次の単語は「出遅れる」。 |
ピーター:To get a late start. To get a slow start. |
なつこ:あー、私これね、この単語よくね、メールとかで使うんですよ。待ち合わせとかで。「ごめん、出遅れた」なんてよくメールするんですけど。これは二つの単語からできてますね。「出る」=「to leave」と「遅れる」=「to be late」。この「遅れる」は、masu-stemについて一つの言葉=compound wordを作ることができるんです。 |
ピーター:So, you can make a compound word simply by adding 遅れるto masu-stem or another verb. |
なおみ:例えば「乗る」が「to ride」、「乗ります」はmasu-formですよね。「乗り」がmasu-stemですから、「乗り遅れる」。 |
ピーター:To miss the train or bus or some kind of vehicle. |
なおみ:「逃げる」が「to escape」or「to evacuate」なので、「逃げ遅れる」というと。 |
ピーター:To fail to escape。雰囲気がちょっと暗くなってきました。 |
なおみ:そうですね。交通事故の話とか、逃げ遅れるとか。 |
なつこ:じゃあちょっと次の単語に行きましょうか。 |
なおみ:はい。 |
なつこ:あ、でもこれもあんまりよくないな。「取りそこなう」。 |
ピーター:Fail to take. |
なつこ:これも二つの単語からできてます。「取る」=「to take」、「そこなう」=「to fail」。この「損なう」もさっきの「遅れる」と似ていて、masu-stemに付けてcompound wordを作ることができますね。 |
ピーター:So, you take masu-stem of a verb and attach it to損なう=fail to take. |
なおみ:ですから「食べる」が「 to eat」、「食べます」がmasu-form。で、「食べ」がmasu-stemですから「食べそこなう」。 |
ピーター:To fail to eat. |
なおみ:「買う」=「to buy」。「買い損なう」。 |
ピーター:To fail to buy. |
なおみ:今日のダイアローグの文章を見てみましょう。 |
なつこ:「そんな注意をまともに信じていたら、絶対出遅れて良い場所を取りそこなうに決まっているわ」。 |
ピーター:If you believe that, you'll definitely be delayed and won't find a good spot. |
なおみ:では細かく見ていきましょう。「まともに」というのが「真面目に」と同じ意味で。 |
ピーター:Seriously. Straightforward. |
なおみ:「たら」というのが、「If」なので、「そんな注意」。 |
ピーター:Such a caution. |
なおみ:「をまともに信じていたら」 |
ピーター:If you take it seriously. |
なおみ:「絶対」 |
ピーター:Definitely. |
なおみ:「出遅れて」 |
ピーター:To get a slow start and |
なおみ:「良い場所を」 |
ピーター:Good spot |
なおみ:「取り損なう」 |
ピーター:Fail to take |
なおみ:「に決まっている」。 |
ピーター:It's certain. I'm sure. |
なおみ:では、もう一回言ってみましょう。 |
なつこ:「そんな注意をまともに信じていたら」。 |
ピーター:If you believe that |
なつこ:「絶対出遅れていい場所を取りそこなうに決まっている」。 |
ピーター:It's certain that you'll be late and fail to find a good spot. |
なおみ:この「〜に決まっている」というのは、実は今日の文法ポイントなんですが、これはPDFでみなさん確認しておいてください。では文法に入っていきましょう。 |
GRAMMAR |
なおみ:今日の文法は「ということです」。 |
ピーター:It said that. |
なつこ:これはニュースやビジネスの場面でもよく使われますね。 |
なおみ:よく聞きますね。 |
なつこ:どこかで聞いたり読んだりした情報を、他の人に伝える時に使います。例えばピーターが昨日アメリカに行ってしまって12月に帰ってくる、まあ12月まで日本にいないとします。 |
なつこ:ずいぶんいないね。 |
なおみ:で、なつこさんが、なつこさんの会社の社長に「なつこさん、ピーターいつ帰ってくるの?」という風に聞かれたら、なつこさんは。 |
なつこ:ピーターは12月に帰ってくるとのことです。 |
ピーター:I heard that Peter will come back at December. |
なおみ:もちろん「そうです」を使って「12月に帰ってくるそうですよ」というふうに言ってもいいんですけど、「とのことです」の方がもうちょっと硬い、formalなかんじがしますよね。 |
なつこ:そうですね。だから日常会話では「〜そうです」の方が多いかもしれませんね。でもニュース番組なんかではこちらの「とのことです」という表現がよく使われますね。 |
なおみ:はい。じゃあ一つだけサンプルセンテンスをお願いできますか。 |
なつこ:警察によると交通事故の数は減っているとのことです。 |
ピーター:The police announced that the number of traffic accident was decreasing. |
なおみ:あ、いいかんじですね。 |
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なつこ:明るくなりましたね。 |
なおみ:はい。 |
ピーター:So, just recap quickly in English. In formal or polite speech, when you provide information that you hear, you can use... |
なおみ:「ということです」or「とのことです」。 |
Outro
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なつこ:それでは今日はこの辺で。 |
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