INTRODUCTION |
なつこ:こんにちは、なつこです。 |
なおみ:なおみです。 |
ピーター:Peter here. Battle of the classes part 3, a stroll down memory lane. |
なおみ:運動会の最後のエピソードのようですね。 |
なつこ:前回まではお父さんとお母さんが、子供の運動会に行く話ですよね。 |
なおみ:あ、そうですね。 |
なつこ:それで、前回の会話はあの、沖縄のエイサーという踊りが始まるところまででしたね。 |
なおみ:はい。有名ですよね、エイサー。 |
なつこ:そうですね。私も結構見るの好きなんですけど。で、今日はですね、リレーが始まるようですよ。 |
なおみ:ほー。 |
ピーター:So, in the previous lesson, a father and a mother went to see their kid's sport day. In today's lesson, they're going to see the relay. |
なおみ:今日の文法は「〜するものだ」というものと「〜したものだ」。例えば「写真を撮るものだ」。 |
ピーター:One should take photos. |
なおみ:「写真を撮ったものだ」。 |
ピーター:One used to take photos. |
なおみ:この違いを見ていきましょう。 |
なつこ:それでは早速聞いてみましょう。 |
DIALOGUE |
なおみ:日本の運動会って結構、知らない人が見ても面白いもんですよね。 |
なつこ:あの、スポーツだけじゃなくてダンスみたいのもあったりするんですよね。 |
なおみ:そうですよね。 |
なつこ:あと生徒だけじゃなくて、お父さんやお母さんや、あと先生なんかが参加するレースがあったりするんですよね。 |
なおみ:そうでしたね。あーちょっと思い出しました。で、ダンスとかって結構、何時間も練習してるので、わりとそろっててきれいなんですよね。 |
なつこ:そうですよね。 |
ピーター:So, these events are pretty interesting. They have dancing, relay races and so on. And, kids, they spend many hours practicing. So, pretty impressive. 誰でも見に行くことできますか? |
なつこ:あー、最近は子供とか親戚とかがその学校に通ってたりすれば行かれるんですけど、全然関係ない人は多分行かれないんですよね。 |
なおみ:あのー、東京以外っていうのはちょっとどうだかわからないんですけど、東京は今そうなってるみたいですよね。 |
なつこ:あの昔は誰が行ってもよかったのかもしれないんですけど、今は色々事件が起きてたぶん厳しくなってるんだと思うんですよ。 |
なおみ:そうですね。 |
なつこ:あの、誘拐とか、kidnappingとか、すごい話題になっていて、学校がセキュリティにすごい力を入れてるんだと思います。 |
ピーター:日本も変わりましたね。 |
なおみ:あとよく問題になったりするのが、「皇室」=「imperial family」とか、芸能人、actorとかactressの子供の写真を撮っちゃったりとかして、ネットにね。 |
なつこ:最近はインターネットにみんな載せちゃいますもんね。あの、個人情報の問題とかもとても最近うるさいので。 |
なおみ:誰でも見に行く、というのはできないみたいですね。 |
ピーター:So, recently due to the security reasons, only if you have child participating these sport days or athletic meet, you can go see them. |
なおみ:では次は単語です。 |
VOCABULARY |
なつこ:今日は最初にフレーズを見てみましょう。 |
なおみ:はい。 |
なつこ:今日の会話に出てきたのは「リレーって昔は足の速い子だけが選ばれて出場する選抜リレーだったよな」。 |
ピーター:So, in the past, in the old days, the fastest kid was chosen to run the relay. |
なおみ:「足の速い子」とありますが、「足の速い」というのは。 |
ピーター:Fleet-footed, fast. |
なおみ:「足が速い子」と言っても同じことですね。それからこんな単語がありましたね。 |
なつこ:「出場する」。 |
ピーター:To get in a game, to be in competition. |
なつこ「出」というのは「出る」、「出す」という感じですね。これは「to attend」とか「to come out」、「to participate」みたいな意味になりますね。それで「場」というのはこれは「場所」=「place」、「stage」、そういう意味ですので、「出場」というのは。 |
ピーター:To appear on the stage, to get out in front of people. |
なつこ:そうですね。あとは「competition」=「ゲーム」の場合には、to be in the competition or the game。 |
ピーター:Out in front of everybody. |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:それから「選抜」という言葉もありました。 |
ピーター:Selected, picked. |
なおみ:「選ばれる」というのと同じような意味ですね。 |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:「選抜リレー」という言葉がありましたが、これは「全員でするリレー」ではなくて、「選ばれた人だけでするリレー」のことのようです。 |
ピーター:So, Senbatsu-relay is done only by people who are selected. |
なおみ:この文章の形は、「リレーは昔は選抜リレーだった」というのが一番大切な情報ですよね。どんな選抜リレーだったのか、というのが「足の速い子だけが選ばれて出場する」というところで説明しています。 |
なつこ:じゃあもう一度文章を見てみましょうか。 |
なおみ:はい。 |
なつこ:「リレー」 |
ピーター:Relay |
なつこ:「って」 |
ピーター:A topic introducer, commonly used in Japanese. Very close to “speaking of”. |
なつこ:「昔は」 |
ピーター:In the old days |
なつこ:「足の速い子」 |
ピーター:Fast kids |
なつこ:「だけが」 |
ピーター:Only |
なつこ:「選ばれて」 |
ピーター:Were selected |
なつこ:「出場する」 |
ピーター:To be in competition |
なつこ:「選抜リレー」 |
ピーター:Senbatsu-relay race |
なつこ:「だった」。 |
ピーター:It was. |
なおみ:今日のダイアローグの中には受け身=passive、passive voiceがたくさん使われてましたよね。その中でもたくさん受け身が使われている文章を見てみましょう。 |
なつこ:「勉強はテストで評価されるし、工作は選ばれた作品が展覧会に出品されたりするじゃないか」。 |
ピーター:Academics are judged with test. And art is judged by competitive exhibitions, right? |
なおみ:この中では三つ受け身、passiveが出てきてますよね。 |
なつこ:あ、本当だ。一つの文章なのに。 |
なおみ:まず最初は? |
なつこ:「評価される」。 |
なおみ:これは元々の形は? |
なつこ:「評価する」。 |
ピーター:To estimate, to evaluate. |
なつこ:これが受け身になったんですよね。 |
なおみ:はい。 |
なつこ:「勉強はテストで評価される」。 |
ピーター:Academics are judged with test. |
なおみ:次に「選ばれた」。これは「選ぶ」。 |
ピーター:To choose, to select. |
なおみ:のpassive、受け身ですね。「出品される」も「出品する」。 |
ピーター:To exhibit, to submit to an exhibition. |
なおみ:のpassive、受け身です。その他にも結構難しい単語も出てきてるようですね。 |
なつみ:例えば「作品」。 |
ピーター:Peace of work. |
なつこ:「工作」。 |
ピーター:Handcraft. |
なつみ:「展覧会」。 |
ピーター:Exhibition. |
なおみ:で、これを先ほどのpassiveと一緒に使うと、「選ばれた作品」。 |
ピーター:Chosen works. |
なおみ:「展覧会に出展される」。 |
ピーター:Submitted to the exhibition. |
なおみ:というフレーズで使われています。 |
なつこ:もう一度全体を見てみると「勉強はテストで評価されるし」。 |
ピーター:Academics are judged by test and |
なつこ:「工作は」 |
ピーター:As for art |
なつこ:「選ばれた作品が展覧会に出品され」。 |
ピーター:Chosen works are submitted to the exhibition |
なつこ:「たりするじゃないか」。 |
ピーター:Right? |
なおみ:では文法に入って行きましょう。 |
GRAMMAR |
なおみ:今日の文法は「〜したものだ」と「〜するものだ」です。 |
なつこ:じゃあまず簡単な方から見ていきましょう。「〜したものだ」は「used to」っていう意味ですね。これは動詞のplain pastに「ものだ」を付けます。あの、英語ではused toとまさに同じ意味で、あの「昔こうだった、けど今は違う」。そういう意味ですね。 |
なおみ:例えば「寝る」。 |
ピーター:To go to bed, to go to sleep. |
なおみ:過去形は「寝た」ですから「寝たものだ」。 |
ピーター:I used to go to sleep or go to bed. |
なおみ:例文をお願いします。 |
なつこ:「子供は9時までに寝たものだ」。 |
ピーター:Kids used to go to bed by 9. |
なおみ:この「ものだ」を「もんだ」にして、「子供は9時までに寝たもんだ」と言ってもいいわけですよね。 |
なつこ:もう少しカジュアルな感じになりますね。 |
なおみ:はい。 |
ピーター:When the speaker is recollecting his or her past nostalgically, this expression can be used to mean “used to”. In this case, the plain past tense of verb or adjective is used before ものだ. |
なおみ:次に「するものだ」。「〜するものだ」を見てみましょう。 |
なつこ:「するものだ」は「one should do something」という意味になりますね。これはあの、specific situationに使われるのではなくて、常識というかcommon senseというか、一般的に、in generalな話をするときに使いますね。 |
なおみ:みんなが知っているような話をするときですよね。 |
なつこ:そうですね。それか「普通はそうする」というようなニュアンスで使われます。例えば「子供は9時までに寝るものだ」。 |
ピーター:Kid should go to bed by 9. So, a verb in the plain noun past +ものだmeans that one should do something. But, please note that's used to express social norm. So, it's not used in specific situation. |
なおみ:じゃあ今日のダイアローグに出てきたセンテンスを二つ見ていきましょう。まず最初は。 |
なつこ:「リレーの選手になるともてたもんだよ」。 |
ピーター:If you're selected as a runner for the relay, used to get popular. |
なおみ:それからもう一つは? |
なつこ:「今はなるべく子供達の優劣を付けたりしないものなのよ」。 |
ピーター:Now we should try not to judge the kids. |
なおみ:「〜したものだ」、それから「〜するものだ」。この二つの違い、みなさん、わかりましたか? |
なつこ:あのpresentとpastの違いという感じですよね。 |
なおみ:そうですね。 |
なつこ:実際に動詞も過去形と現在形と使い分けています。 |
Outro
|
なつこ:それでは今日のレッスンはここまで。 |
Comments
Hide