Dialogue

Vocabulary (Review)

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Lesson Transcript

INTRODUCTION
なつこ:こんにちは、なつこです。
なおみ:なおみです。
ピーター:Moving in Japan, preparing for the big day.
なおみ:あ、タイトル変わったんですね。Preparing for the big day。
なつこ:本当だ。何が来るんでしょうね。
なおみ:そうですね。不思議なタイトルですよね。引越しのストーリーの続きの話みたいですね。
なつこ:そうですね。ここまではひでさんとあやさんのカップルがアパートを探してました。
なおみ:はあ。
なつこ:それで安くていいアパートが下北沢に見つかって契約もしたんでしたね。
ピーター:So, in the previous “moving in Japan”, a young couple, Hide and Aya, were looking for an apartment.
なおみ:あ、そうでしたね。
なつこ:で、今回から始まるストーリーは契約した後のお話です。
ピーター:This series is the story after signing the contract.
なつこ:今日の会話は引越し業者とひでさんの会話です。
なおみ:もちろん引越しに便利な単語というのもたくさん出てくるんですが、会話がとてもフォーマルなので、敬語の勉強にもいいですよね。
ピーター:Today's conversation is between Hide and an employee at a moving company. So, you're going to hear a lot of polite expressions in a dialogue.
なおみ:今日の文法は「〜け」。
ピーター:Today's grammar point is a sentence-ending particle, け.
なおみ:独り言を言ったりする時によく使いますもんね。これね。
なつこ:そうだっけ。
なおみ:じゃあ聞いてみましょう。
DIALOGUE
なつこ:住所が出てきましたね。
なおみ:はーはー。出てきましたね。
なつこ:ご存知の方もいると思うんですけれども、日本語の住所は英語の場合と順番が逆ですよね。
なおみ:あ、そうだ。
なつこ:大きい方から小さい方に。
ピーター:From big to small.
なつこ:そうですね。もちろん最初にJapanがあるわけですけれども、その後にPrefectureがまず来て、それからあのCityとか、あるいはWardとかが来て、で、最後にあのNumberなんですね。
なおみ:それからファンシーマンション。すごいcheesyな名前じゃないですか?What's a cheesy name!
ピーター:Yeah, it's a bit strange.
なつこ:「マンション」っていうのは「apartment」, right?
ピーター:In Japanese?
なつこ:うん。
ピーター:しかし、英語だとa big house.
なおみ:そうですよね。そう、日本だとちょっといいアパートメントハウスのことをマンションって言うんですよね。
なつこ:言いますね。
なおみ:なんでしょうね、定義はね。I wonder what the definition is。
なつこ:うん、私もよくわかりません。
なおみ:エレベーターがあるとか、かな?
なつこ:うーん、いや、エレベーターなくてもマンションっていうところもありますよね。
なおみ:家賃ですかね 。
なつこ:鉄骨とか?
なおみ:あ、そっか。
ピーター:え、鉄骨って何ですか?
なつこ:Structureに鉄のフレームが入ってるかどうかですね。たぶん。いや、それがその違いなのかどうかはわからないんですけど。日本ではすごく、こういう、あの、片仮名の面白い名前の付いているマンション多いですよね。
なおみ:多いですね。なんとかパレスとかね。
なつこ:そうそう。
ピーター:Palace.
なつこ:すごいのついてますよね。ビラなんとか、とか多いですよね。
なおみ:あ、ビラもありますね。
なつこ:どんな家だ、とか思っちゃいますね。
なおみ:すごいちっちゃいアパートなんですけどね。
なつこ:そうそう。
なおみ:結構日本のそのアパートの名前をリストにしてみるのも面白いかもしれない。
なつこ:ものすごく色々、変なのありますよ。私の友達、モンシャットーとかいうところに住んでました。
なおみ:シャットー?
なつこ:シャットー、って。シャットーってすごくないですか?
ピーター:シャットー?
なおみ:シャットーってcastleみたいな感じですか?
ピーター:フランス語ですから、ちょっとわかんないですけど。シャットー?
なつこ:Castleに近い感じですよね。
なおみ:え、ピーターさんはマンションに住んでますか?
ピーター:前住んでましたけど、今はちょっと違います。
なおみ:あ、そうなんですか。
ピーター:ま、普通のアパートですね。
なおみ:では単語に入っていきましょう。
VOCABULARY
なおみ:まず最初の単語は「おたく」。
ピーター:Your house. Polite.
なおみ:「たく」というのは「house」とか 「residence」という意味ですので、honorificの「お」をつけると「あなたの家」という意味になるんですよね。今、携帯電話があるので、あまり使われなくなりましたけれども、前、私が高校生の時とか、友達の家に電話かける時とかに「あの佐藤さんのお宅ですか?」とかよく使いました。
なつこ:そうですね。面白い言い方ですよね。
ピーター:面白いですね。でも、もし友達の家に電話したらこれを使った方がいいですね。
なおみ:そうですよね。
なつこ:そうですね。やっぱり丁寧だと思いますよ。
ピーター:最初は「鈴木さんのお宅ですか?」。「はい」。それからどうやって友達呼べばいいですか?How should I call my friend?
なおみ:「一郎さん、いらっしゃいますか?」
ピーター:ああ、丁寧ですね。
なおみ:中学生くらいでも使いますよね。これね。
なつこ:そうですね。あの、使うとすごく感じがいいですから。Politeになりますから。みなさんも使ってみてください。
なおみ:次はhumbleな表現を少し見ていきましょう。
なつこ:「うかがう」。
ピーター:To visit. To ask.
なつこ:「拝見する」。
ピーター:To see.
なつこ:これはもう今までに何度も出てきてますから、細かく説明する必要もないとも思いますけど、「うかがう」というのは、humble form of「行く」=「 to go」の意味ですね。「拝見する」というのは、これもhumble form of「見る」=「to see」です。今日の会話では、「一度お宅におうかがいして実際にお荷物を拝見してからお見積もりさせていただきます。」
なおみ:長い。
なつこ:これをもっとカジュアルに言うことができますね。その場合は「あなたの家に行って、荷物を見てから見積もりします」。
ピーター:I'll go to your place and look at your luggage. After that, I'll give you an estimate.
なつこ:という意味ですね。
なおみ:次の表現は「聞き覚え」。
ピーター:Sound familiar. Or, learn by ear.
なおみ:「聞き」というのは、masu-stem of「聞く」=「to hear」or「to listen」。「覚え」というのは、masu-stem of「覚える」=「to remember」「to memorize」。で、普通は「聞き覚えがある」とか「聞き覚えがない」というフレーズで使います。「聞き覚えがある」というのは「聞いたことがある」とか「聞いたことを覚えている」という意味です。もちろん「聞き覚えがない」なら「聞いたことがない」という意味です。「聞き覚えがある」というのはピーターさん、これは?
ピーター:To remember having heard. I think I've heard.
なおみ:そんな感じですね。じゃ、例文をお願いします。
なつこ:「その歌聞き覚えがある」。
ピーター:I think I've heard that song before.
なおみ:「この聞き覚え」の「聞き」の代わりに他の動詞、「見る」=「to see」を使って「見覚えがある」、あるいは「見覚えがない」というのも使いますよね。
なつこ:あ、これもよく使いますね。
なおみ:うん。例えば「あの人の顔見覚えがあるなぁ」。
ピーター:I think I've met that person before. なおみ先生。
なおみ:はい?
ピーター:ちょっと質問していいですか?
なおい:はいはい。
ピーター:他の動詞でも使いますか?例えば「食べ覚えがあります」、「飲み覚えがあります」。
なおみ:うーん、どうですかね。これ。意味は通じますよね。
なつこ:そうですね。でもあの、普段あまり使わないと思うんですよね。
なおみ:あの一番使われるのは「聞き覚えがある」、「見覚えがある」の二つだと思いますけれども「食べ覚えがある」、「飲み覚えがある」と言っても通じないわけじゃないです。
なつこ:そうですね。
ピーター:ありがとうございます。
GRAMMAR
なおみ:ねえ、なつこさん。あの、あそこのあの人、誰でしたっけ?見覚えはあるんだけど。うーん、名前が思い出せない。なつこさん、あの人どっかで見覚えあります?
なつこ:あー、ほら、あの人ですよ、あの人。名前なんだっけ?
なおみ:この「け」が今日の文法ポイントです。
ピーター:け is a sentence-ending particle, use when you're asking a question to confirm something you previously know but can't recall. So, it's often used as kind of like rhetorical or self-directed question. 例えば?
なおみ:「食べたっけ?」
ピーター:Did I eat?
なつこ・なおみ・ピーター:ははは。
ピーター:あれ、食べたっけ?You should probably put something in there...例えば「タコ食べたっけ?」、like, did I eat octopus?
なつこ:なんでタコなの?
ピーター:いやわからない。なんかもう寿司ですから。色々ありますから。
なつこ:あ、なるほどね。回転寿司とかね。
なおみ:あー 、これはポイントは、あのpast tenseにしなくちゃいけないんですよね。
なつこ:そうですね。
なおみ:Because you're recalling. You have to change the verb tense to past tense。 あの、adjectiveでも使いますよね。
なつこ:あ、そうですね。例えば「高い」だと、past tenseですから「高かった」。これに「け」がついて「高かったっけ?」
ピーター:Was it expensive?
なおみ:「あのレストラン高かったっけ?」
ピーター:Was that restaurant expensive?
なおみ:I don't rememberみたいなニュアンスですよね。なつこさん。
なつこ:はい。
なおみ:例えば「あの人誰ですか?」というのと「あの人誰でしたっけ」。これって違いますよね?
なつこ:ちょっと違いますね。
なおみ:うん。
なつこ:「あの人誰ですか?」の場合は、これは本当にただの質問ですね。
ピーター:Who's that person?
なつこ:そうです。で「あの人誰だったっけ?」というと、本当はわかってるんですね。知ってるんだけど、思い出せない。I can't recall。そういうニュアンスになります。
ピーター:Who was that guy?
なおみ:そうそうそうそう。
なつこ:I know him. But, I can't remember the nameとか、そういう感じなんですね。
ピーター:それから「名前はなんでしたっけ?」。Like, what was his name?
なおみ:あ、びっくりした。What was his nameか。I thought you meant「what was your name?」という意味で使ってるのかと思った。
ピーター:ははは。
なつこ:それも、うーん。
なおみ:ま、使えますよね。「あ、すいません、名前忘れちゃったんですけど、お名前何でしたっけ?」
なつこ:まあ、あんまり面と向かって言わないほうがいいような気がしますけどね。
なおみ:まあ、そうですね。
ピーター:なつこさんの続きで、「名前なんでしたっけ?」って言いましたけどね。
なおみ:じゃあこの辺で、終わりでいいんでしたっけ?
ピーター:はい。
なつこ:なるほど、そのように使うんですね。

Outro

ピーター:That's gonna do for today.
なつこ:それじゃあまた今度。
なおみ:じゃあまた。

Grammar

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