INTRODUCTION |
なつこ: こんにちは、なつこです。 |
なおみ: なおみです。 |
Peter: Peter here. Karoushi – Working to Death part 1. |
なつこ: なおみさん、今日のトピックは過労死だそうですよ。 |
なおみ:ずいぶんハッピーなタイトルですね。 |
Peter:私が好きです。 |
なつこ:えっ! |
Peter: I like the title. |
なつこ:タイトルがね。 |
Peter: Umm… |
なおみ:過労死したいわけじゃないですよね。 |
Peter:そうですね。 |
なおみ: 最初の漢字の過というのがExcessive と言う意味で、労というのがwork, laborという意味ですけど、死が death. |
Peter: So according to the English dictionary, death brought on by overwork or job related exhaustion. |
なおみ:もう英語の辞書にも載ってると聞いたんですけど。 |
なつこ:そのまま過労死でですか。 |
なおみ:うん。どうなんですか。 |
Peter:私は聞いた事ないですが、新しい言葉かもしれません。 |
なつこ:なるほど。ずいぶん嫌な日本語がインタナショナルになってしまいますね。 |
なおみ:そうですね。 |
Peter:でも最近どこでも人々が一所懸命働いていますね。そういうわけでこういう言葉が英語の辞書に入りました。 |
なつこ:なるほど。英語圏でも過労死が起きてるという事ですよね。 |
Peter:はい。 |
なおみ:なるほどね。今日のトピックは過労死です。会話は、高校のクラスで過労死について話し合っているという場面のようですね。 |
なつこ:社会科の授業かなにかですかね。 |
なおみ: そううかもしれないですね。教科書とかインターネットを見ながら、生徒が話ているという場面なので、書き言葉がたくさん紹介されてますね。 |
なつこ:そうですね。ニュースでよく出てくる単語もずいぶんたくさん出てきますよね。 |
なおみ:では頑張って今日の会話みなさん聞いてください。 |
DIALOGUE |
1. 先生: みんなは、「過労死」という言葉を聞いた事がありますか?新聞や |
テレビのニュースなどでも話題になっていますね。今日は、この |
「過労死」についてみんなで考えようと思います。 |
2. じゃ、今から30分間、グループに分かれて、過労死の現状や社会的な背景などについて、 |
教科書やインターネットを調べながら話し合ってください。 |
3. ひろし: うーん、まずさ、過労死の定義って、何? |
4. ミサ: 教科書に書いてあるよ。「過労死とは、長時間の残業や休日なしの |
勤務を強いられた結果、過労やストレスが原因の一つとなって、脳 |
や心臓、呼吸器などの疾患を発病し、死亡に至ることを意味しま |
す。また、過労により大きなストレスを受け、「うつ病」を発症 |
し、自殺してしまう過労自殺も含まれます。」だって。 |
5. 権兵衛: なるほどね。そういえば、英語でも、そのまま 「Karoshi」で通じる |
って聞いたことがあるよ。 |
6. ひろし: ちょっと待って。。。(カチャカチャ) |
7. へぇー。「2002年に初めて英語の辞書に登録され、これによって、過労死が日本人のライ |
フスタイルを象徴する言葉として世界に知られるようになった。」だって。 |
8. ミサ: 命を落とすほど、一生懸命働くなんて、外国の人には理解できない |
だろうなぁ。 |
9. 権兵衛: でも、僕のお父さんは「取引先のアメリカ人は、毎日、夜中まで、 |
時には朝まで働いてる」って言ってたよ。長時間労働は、日本人だ |
けじゃないと思う。 |
次は英語が入ります |
1. 先生: みんなは、「過労死」という言葉を聞いた事がありますか?新聞や |
テレビのニュースなどでも話題になっていますね。今日は、この |
「過労死」についてみんなで考えようと思います。 |
2. じゃ、今から30分間、グループに分かれて、過労死の現状や社会的な背景などについて、 |
教科書やインターネットを調べながら話し合ってください。 |
3. ひろし: うーん、まずさ、過労死の定義って、何? |
4. ミサ: 教科書に書いてあるよ。「過労死とは、長時間の残業や休日なしの |
勤務を強いられた結果、過労やストレスが原因の一つとなって、脳 |
や心臓、呼吸器などの疾患を発病し、死亡に至ることを意味しま |
す。また、過労により大きなストレスを受け、「うつ病」を発症 |
し、自殺してしまう過労自殺も含まれます。」だって。 |
5. 権兵衛: なるほどね。そういえば、英語でも、そのまま 「Karoshi」で通じる |
って聞いたことがあるよ。 |
6. ひろし: ちょっと待って。。。(カチャカチャ) |
7. へぇー。「2002年に初めて英語の辞書に登録され、これによって、過労死が日本人のライ |
フスタイルを象徴する言葉として世界に知られるようになった。」だって。 |
8. ミサ: 命を落とすほど、一生懸命働くなんて、外国の人には理解できない |
だろうなぁ。 |
9. 権兵衛: でも、僕のお父さんは「取引先のアメリカ人は、毎日、夜中まで、 |
時には朝まで働いてる」って言ってたよ。長時間労働は、日本人だ |
けじゃないと思う。 |
1. TEACHER: Have you ever heard of the word Karoushi? You might have seen it |
on TV or in the newspapers. Today, we are going to talk about this |
Karoushi together. So, make groups and have a discussions about |
the current situation and social background of Karoushi for 30 |
minutes by using textbooks and the internet. |
2. HIROSHI: Well, first of all, what's the definition of Karoushi? |
3. MISA: It's on the textbook. It says that Karoushi is death by fatigue, stress, |
or other detrimental side effects of working overtime and working |
without days off which results in brain, heart, and/or respiratory |
disease. Also, it includes suicide triggered by depression due to |
overwork and stress, which is called Karou-jisatsu. |
4. GONBEE: I see. It just occurred to me that I've heard this word is |
understandable in English. |
5. HIROSHI: Hang on...(click-clack) hmmm. |
6. It says that in 2002, the word appeared for the first time in English dictionaries which |
brought Karoushi to international recognition as symbolism of Japanese lifestyle. |
7. MISA: I think many people from foreign countries can't understand working |
so hard until to die.. |
8. GONBEE: But my dad told me that his business partners in America work till |
midnight or sometimes until morning everyday. I don't think not only |
Japanese do the prolonged work. |
POST CONVERSATION BANTER |
なおみ:確かに過労死というのはずいぶん話題になっていましたし、今もなっていますよね。 |
なつこ: そうですね。すごく日本国内ではSerious problemになってますね。 |
Peter:でもその問題が軽くなってきました。前、もっとひどかったと思います。例えば、60年代、70年代、80年代。 |
なおみ:それは日本の事ですか。 |
Peter:はい。最近若い人々が仕事嫌になったら、もう辞めます。 |
なおみ:うーん。私となつこさんのトーン |
なつこ:うーん |
Peter:賛成できないかな。 |
なつこ:何かそれはピーターがリサーチをした結果なのかな。 |
Peter:いや、あのー。 |
なおみ:ピーターの動物的な勘なんじゃないですか。 |
Peter:動物的な勘 |
なつこ:動物的な勘。すごいなあ。 |
Peter:すごいですね。でも、そう信じています。最近この問題が良くなってると思います。前と比べるとひどくないと思います。 |
なつこ: News coverageの問題もありますね。もっと大きな問題が起きていると、やはりニュースであまり伝わらない、本当は起きているかもしれないけど、あんまり人々が知らないと言う事にもなってしまうと思うので、この問題は中々難しいと思います。 |
なおみ:うん。それがこの後のストーリーの続きにもちょっと入ってたりするんですね。 |
なつこ:そうですね。高校生も気づいたみたいですね、そういうい事に。 |
VOCAB LIST |
なおみ:では、今日の単語なんですけれども、単語このリストをみてください。 |
なつこ:すごいですね。 |
なおみ:難しいし、多いしという事で、今日はちょっとアプローチを変えていきます。 |
なつこ:はい。 |
なおみ:難しい文章をまず読んで、その中に入っている単語から勉強していきましょう。 |
なつこ:わかりやすいですね。 |
なおみ:まず、最初の文章お願いします。 |
なつこ:過労死の現状や社会的な背景などについて、教科書やインターネットを調べながら、話し合ってください。出てきましたね。 |
なおみ:出てきましたね。まず、過労死の現状。現状というのは、現在presentの状態 conditionという事ですかから、現状は |
Peter: Present condition, present situation. |
なおみ:という事ですね。 |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:次のフレーズが、 |
なつこ:背景 |
Peter: Background. |
なつこ: これは漢字を見ると分かりやすいんですが、最初の漢字は背中の背back という意味ですね。次の二番目の漢字は、風景とか景色で使う景の字でこれはsceneryという意意味です。と言う事はback scenery |
なおみ:後の風景 |
なつこ: という事はbackgroundという事ですね。 |
なおみ:なるほど。今日のダイアログでは、社会的な背景という風に言ってますけれども、社会的背景でもいいわけですよね。 |
なつこ: そうですね。それはSocial backgroundの事ですね。 |
なおみ:今日のダイアログの中だと、過労死の現状や社会的背景などについて話あってください |
Peter: Please talk about the present condition of 過労死and its social background. |
なおみ:という風に出てますね。では、次の文章を見ていきましょう。 |
なつこ:これも難しいですね。過労死とは、長時間の残業や休日なしの勤務を強いられた結果、過労やストレスが原因の一つとなって、脳や心臓、呼吸器などの疾患を発病し、死亡に至る事を意味します。また、過労により大きなストレスを受け、鬱病を発症し、自殺してしまう過労自殺も含まれます。 |
なおみ:大変なセンテンスですね。これはPDFを是非みてもらいたいんですが、いまのフレーズの中にでてきた中で、強いる |
Peter: To force, to compel, to coerce. |
なおみ:というのが入ってますよね。例えば、会社が社員に残業を強いた。 |
Peter: The Company forced its employee to work overtime. |
なおみ:なんて言う風に強いるという言葉は使われます。 |
なつこ:そうですね。次のフレーズは、呼吸器などの疾患を発病する |
Peter: To develop an illness associated with respiratory organs and so on. |
なおみ:呼吸器というのが |
Peter: Respiratory organs |
なおみ: 呼吸というのがBreathe in, breathe outっていう事ですもんね。 |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:などというのが |
なつこ: So on, et cetera感じですね。 |
なおみ:そうですね。疾患というのは、病気という事ですよね。簡単に言えば。 |
なつこ:そうですね。難しい言葉ですけど、disease, illness, disorderという意味です。 |
なおみ:発病するというのは |
Peter: To develop a disease. |
なおみ:簡単に言えば、病気になる、病気が始まるっていう事ですね。 |
なつこ:そうですね。だからこのフレーズは、簡単に言えば、呼吸器などの病気になるという事なんですよね。 |
なおみ:はい、そう言えば良いんですけどね。 |
なつこ:でもニュースなんかだと難しい言葉を使うんですよね。 |
なおみ:次のフレーズは、死亡に至る。 |
Peter: To end up dying, to reach the stage of death. |
なおみ:すごく難しい言い方してますけど、簡単に言えば、死ぬことという事ですね。 |
なつこ:そうですね。次のフレーズは、鬱病を発症する |
Peter: To develop symptoms of depression. |
なつこ:これ発病と、発症は同じような意味ですね。 |
なおみ:そうですね。 |
なつこ: Develop diseaseの意味ですから。 |
なおみ:ちょっと調べてみたんですけども、ほぼ同じと考えていいと思いますね。次は、自殺も含まれます。 |
Peter: Suicide is also included. |
なおみ: 含むというのがTo include 含まれるというのはpassive ですからto be includedという感じでしょうか。では、今日の文法に入っていきたいと思います。 |
Lesson focus
|
なおみ:今日のレッスンは、単語が難しかった代わりに、文法はとてもシンプルかな。 |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:一つ目は |
なつこ:~を意味します |
Peter: Is the structure used when defining a word or phrase which means the meaning of is or means. It is usually used in written Japanese rather than spoken. It is a topic marking phrase used when explaining or defining something which the listener is not so familiar with. |
なおみ:例えば、1ガロンとは約4リットルを意味します。 |
Peter: One gallon means about 4 liters. |
なおみ:キロバイトの話とかもできますよね。 |
なつこ:1キロバイトとは、1024バイトを意味します。 |
Peter: One kilobyte means 1024 bytes. |
なおみ:私にとってはバイトとはっていう感じ、聞きたいぐらいなんですけどね。 |
なつこ:そうですね。こういうコンバージョンだけじゃなくてtechnical termの説明なんかにもよく使われるパターンですね。 |
なおみ:そうですね。覚えておくと便利ですよね。 |
なつこ:熱帯性低気圧とは台風を意味しますとかね。 |
なおみ:そうだ。すごい。難しい言葉を言い換えたりする時とかにもよく使われますからね。二つ目の文法は、なんて |
Peter: It is almost the same as things like or something like. |
なおみ:でも、なんてって言うのはちょっとネガティブな感じが含まれているような気がしませんかね。 |
なつこ:そうですね。 |
なおみ:例えば、漢字は簡単だだと、それは別に |
なつこ:ニュートラルですよね。 |
なおみ:漢字なんて簡単だ。 |
Peter: Kanji is so easy. |
なおみ:漢字をちょっとバカにしてる感じでしょうかね。 |
なつこ:そう、そうですね。 |
Peter: How easy is kanji! |
なおみ:そうそうそう、そんな感じですね。ではこのなんて、それから、~とは~を意味します。それから、~なんて。この文法の説明は、PDFにのっていますので、是非例文をチェックしておいてください。 |
Outro
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なつこ:今日のダイアログ難しかったですけど、ほとんどは書き言葉で使われる表現なので、聞いて難しいなあと思っても、それは仕方がないと思ってください。それじゃあまた今度。 |
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