INTRODUCTION |
Natsuko: こんにちは。夏子です。 |
Naomi: 直美です。 |
Peter: Peter here. Natsuko san |
Natsuko: はい。 |
Peter: Summer school 懐かしいでしょ。 |
Natsuko: う、うん。懐かしいですね。随分昔だけど。 It’s long, long time ago. |
Peter: Summer school. What’s the image of summer school in Japan? |
Natsuko: 夏期講習。 |
Peter: 夏期講習。 |
Naomi: そうですね。あの、塾のイメージかな。 So it’s not the school class but the special course in cram school, prep school. |
Peter: アメリカですと、なんかちゃんと勉強していない人が Summer school 入ります。入る…入らされる。 |
Naomi: ああ、補習授業、ね。 |
Peter: はい。日本ではそういうのありますか。 |
Naomi: そうですね。補習授業っていうと、あまり勉強が得意でない人の授業という感じがしますね。 |
Natsuko: そうですね。ちょっと単位取れないから、もうちょっと勉強しないとだめよって感じですよね。 |
Peter: So these supplementary lessons are for kids who aren’t getting grades good enough they need. |
Naomi: そうですね。 成績があまりよくない人のための授業が補修といわれます。 |
Natsuko: そうですね。 Supplementary class という、直訳するとそういう意味ですね。 |
Naomi: そうですね。今日は、どうしても |
Peter: By all means or definitely. |
Naomi: これがグラマーポイントです。で、誰と誰が話してますか?夏子さん。 |
Natsuko: 先生と生徒ですね。 A teacher and a student. |
Naomi: A teacher and a student are at school now and it is right before 夏休み summer vacation and the student is asking the teacher a favor なんでしょうね。 |
Peter: So what kind of Japanese we have today? |
Natsuko: The teacher is using casual Japanese and the student is using polite Japanese. |
Naomi: では、会話を聞いてみましょう。 |
DIALOGUE |
生徒: 先生、古文の問題でどうしてもわからないところがあるので、夏休みに補習授業をやってもらえませんか。 |
先生: 先生、夏休みは忙しいんだけどなあ。 |
生徒: 古文を苦手にしている人、周りでも結構多いんです。先生の時間があるときでよいのでお願いします。 |
先生: 古文だけでいいの。期末テストの結果、現代文もあまりよくなかったんじゃないの。 |
生徒: はい。できれば現代文もお願いしたいです。 |
先生: 君は確か、この間まで部活動をやっていたよね。ひょっとして現役で合格するつもり。 |
生徒: はい!家の都合上、どうしても現役で合格しなきゃいけないんです。 |
先生: じゃあ、頑張らないとね。 |
もう一度、お願いします。ゆっくり、お願いします。 |
生徒: 先生、古文の問題でどうしてもわからないところがあるので、夏休みに補習授業をやってもらえませんか。 |
先生: 先生、夏休みは忙しいんだけどなあ。 |
生徒: 古文を苦手にしている人、周りでも結構多いんです。先生の時間があるときでよいのでお願いします。 |
先生: 古文だけでいいの。期末テストの結果、現代文もあまりよくなかったんじゃないの。 |
生徒: はい。できれば現代文もお願いしたいです。 |
先生: 君は確か、この間まで部活動をやっていたよね。ひょっとして現役で合格するつもり。 |
生徒: はい!家の都合上、どうしても現役で合格しなきゃいけないんです。 |
先生: じゃあ、頑張らないとね。 |
次は、英語が入ります。 |
生徒: 先生、古文の問題でどうしてもわからないところがあるので、夏休みに補習授業をやってもらえませんか。 |
STUDENT: Teacher, there is something I just don't understand about our Classical Japanese text. Can you give us make-up lessons during summer vacation? |
先生: 先生、夏休みは忙しいんだけどなあ。 |
TEACHER: I'm busy during summer vacation... |
生徒: 古文を苦手にしている人、周りでも結構多いんです。先生の時間があるときでよいのでお願いします。 |
STUDENT: There are many people around me who aren't very good at Classical Japanese. We would appreciate it if you can give us some lessons in your spare time. |
先生: 古文だけでいいの。期末テストの結果、現代文もあまりよくなかったんじゃないの。 |
TEACHER: Are you sure that all you need are classes in Old Japanese? You didn't get very good results in Modern Japanese finals either, did you? |
生徒: はい。できれば現代文もお願いしたいです。 |
STUDENT: Yes. I would like Modern Japanese classes as well. |
先生: 君は確か、この間まで部活動をやっていたよね。ひょっとして現役で合格するつもり。 |
TEACHER: You were a member of a club until recently, weren't you? Do you plan to pass a university exam this year? |
生徒: はい!家の都合上、どうしても現役で合格しなきゃいけないんです。 |
STUDENT: Yes! I have to pass this year, due to family circumstances. |
先生: じゃあ、頑張らないとね。 |
TEACHER: Then you'd better study hard, shouldn't you? |
POST CONVERSATION BANTER |
Peter: 直美先生、夏子さんのご意見を聞きましょう。 |
Naomi: 今日の会話、どう思いましたか? |
Natsuko: 今時珍しい、真面目な学生ですね。 |
Naomi: 真面目ですよね。 |
Natsuko: うん。こんな真面目な人、いなかったな。私の周りには。 |
Peter: So it’s pretty unusual to have such a serious student and when Natsuko went to school, there weren’t many students like this particular student. |
Naomi: そうですよね。 |
Natsuko: Not among my friends. I wasn’t in that group. |
Naomi: この生徒は、先生に「先生、夏休みに補習授業をしてください」 |
Peter: Can you teach some extra classes, some supplementary classes during summer vacation? |
Natsuko: 生徒の方から聞いてるんですか。すごいですよね。 The student is asking, で、先生、割とやる気ないですよね。 |
Naomi: 忙しいんだけどなぁ、夏休みは。 I am busy. |
Natsuko: She is not very willing. |
Peter: え、先生はなんで忙しいでしょう。 |
Natsuko: なんででしょうね。 |
Naomi: キャンプとか行くんですかね。 |
Peter: キャンプ? |
Naomi: わかんないけど。 I am just saying. ビーチとか。 |
Natsuko: 遊びにいっちゃうのかな。 |
Naomi: ハワイ行くかもしれないですね。 |
Natsuko: そうかもしれない。 |
Peter: そうもしかしたらこの子の両親がこの子に質問させたと思いますね。ただで勉強できるように。塾が高いから。 |
Natsuko: あ~すごいなあ。すごい深読みしてる。 |
Peter: でしょ? |
Naomi: そうですね。学校の補習授業は大体ただですよね。 |
Peter: Yeah so the supplementary lessons are free and 塾は一ヶ月大体いくらでしょうね。 |
Naomi: いくらなんでしょう。高いですよね、きっと。 |
Peter: 高いです。 |
Naomi: 夏休みは塾に、夏子さんは行ってましたか? |
Peter: So Natsuko, did you go to cram school during summer vacation? |
Natsuko: 私実はほとんど一度も行ったことないんです。 |
Naomi: 実は私も行かなかったです。 |
Peter: Why? You are just both naturally smart. |
Natsuko: 不真面目だったんです。 Not like this student. |
Peter: Okay let’s take a look at some vocab. |
Naomi: 補習授業 |
Peter: Supplementary lessons. Next. |
Naomi: 苦手 |
Peter: Poor at, weak in. |
Naomi: 周り |
Peter: Around. This is a very popular term in Japanese to refer to the people around you. |
Natsuko: 周りのみんな、周りの人、よく言いますね。 Someone around っていうとちょっと変ですけれどもsomeone near you という風にとらえてもらって、精神的な距離。 気持ちが、こう近くにいる。So someone very close to you. |
Peter: Yeah. |
Naomi: Not only physically. |
Natsuko: うん。そういう感じですね。 |
Peter: Next. |
Naomi: 期末テスト |
Peter: Examination at the end of the term. |
Natsuko: ああ、なんかすごく憂鬱な気分になる言葉だ。 I remember some depressing memories. |
Naomi: 似た言葉に Midterm test, 中間テストという風に言いますね。次は、古文。 |
Peter: Ancient writing. |
Natsuko: その逆が現代文。 |
Peter: Modern writing. |
Natsuko: 古文とか現代文は国語にまあ入るんですよね。 |
Naomi: そうですね。国語の中のカテゴリーですよね。 |
Peter: 日本の古文っていつ頃でしょうね。1000年前?1500年前? |
Natsuko: そうですね。あの、古いものだと、多分、万葉集なんかは7世紀くらいじゃないかと思うので、かなり古いと思います。 |
Peter: Sixth century or so. |
Natsuko: Yes. Japanese literature has a long history and language back in those days is quite different from modern speech. So it was very difficult for me to learn 古文。 |
Natsuko: 次は、部活動。 |
Peter: Club activities. |
Naomi: 次は、現役。 |
Peter: Active service. |
Naomi: これは、三つ意味があるようですね。 |
Natsuko: ああ、そうですね。 |
Naomi: 例えば、彼は現役の将軍だ。 |
Peter: He is an active duty general. |
Naomi: 将軍というのはgeneralですね。二番目の意味は、夏子さん、例文をお願いします。 |
Natsuko: 彼は現役の医者だ。 |
Peter: He is a working doctor. |
Naomi: 今、医者として仕事をしているということですね。三つ目は、現役で大学に入学した。 |
Peter: I entered university without delay. |
Naomi: 日本独特。 |
Natsuko: そうですね。日本の場合は University entering exam にパスしてそのままストレートに高校卒業してすぐ大学に行くことを現役で進学するという風に言うんですね。で、その逆で When you can’t pass the exam and you have to wait one or more year for another challenge その場合には浪人という言い方をするんです。 |
Peter: そうですね。浪人という言葉、聞いたことないアメリカ人は少ないと思いますけど、なんか前は映画がありまして。 |
Natsuko: あ~そうですね。 |
Peter: はい。でも、日本ではすごいよくないイメージですね。 |
Natsuko: そうですね。あの、元々はどこにも属していない independent な old fashioned な言葉なんですけれども。 |
Naomi: そうですね。 Unemployed samurai. |
Natsuko: そうですね。そういう感じですね。その Unemployed doesn’t belong to anywhere っていう言葉のニュアンスだけが多分今使われてて、今普通に in usual conversation で、浪人というと大学落ちちゃった人っていう意味ですね。 |
Peter: Yeah so this word has kind of a negative meaning in Japanese and this word plus 留年 which means to spend an extra year in university which also has a very, very negative meaning. So when a potential employer sees this on a resume, there is explaining to do. |
Naomi: そうですね。最後の言葉は、都合上 |
Peter: As a matter of convenience. |
Naomi: 前に、のをつけて、例えば時間の都合上、だと |
Peter: For the convenience of time. |
Naomi: お金の都合上 |
Peter: For the convenience of money. |
Naomi: そういう風になります。では、文法を見て行きましょう。 |
Lesson focus
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Peter: Today’s grammar point is the adverb どうしても. Now there are actually four ways of using this. So you are going to have to check the PDF for that but today we covered when it’s used with an affirmative predicate and when it’s used with a negative predicate. So let’s take a look where it first occurred in today’s conversation. |
Natsuko: どうしても、わからないところがある。 |
Peter: There is something that I just can’t understand no matter how hard I try. So the どうしても is no matter how hard I try has that nuance. The second usage when it is used with an affirmative predicate. |
Natsuko: どうしても現役で合格しなきゃいけないんです。 |
Peter: I definitely have to pass this year. I have to pass this year at all costs like that type of nuance like whatever it takes to get done. Those measures need to be taken どうしても。 |
Natsuko: なんかとても、desperateな感じがする言葉ですよね。どの使い方でも。 |
Naomi: どうしても。 |
Outro
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Peter: For explanations and examples of all four, check out the PDF. Inside the PDF, it has a detailed write up about this. That’s going to do for today. |
Natsuko: それでは、また今度。 |
Naomi: お疲れ様です。 |
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