Lesson Transcript

今日は土鍋ご飯3種類お見せしたんですけども
この後どうしても僕がみんなに見てもらいたい
食べてもらいたいご飯があるので
それはキノコなんですけども
ぜひ一緒にこれから撮りに行きましょう
ジャンプしたらキノコのある山に着きました
これからキノコ探してみたいと思います
雨があんまり降ってないからあるか分かんないけど
どうかなるかないってみます
今日はとりあえず入ってみて
いろんなものを探して
雨が今年少ないからなかなか出てないかもしれないし
カワイイ
まず見つけたら
基本写真撮ります
これはジチタケ
これ食べれるキノコ
なんでジチタケっていうかっていうと
ここを切ると
ミルクが出る
これがジチ
ミルク
ジチタケ
お出汁がすごくよく出るキノコで
こんな感じ
キノコなのに魚っぽい匂いがする
すごいおいしいキノコ
松茸よりも高い時がある
なかなか取れないからラッキー
山に入るのはとても好き
見ていいなって思いながら
自然と一緒にできるのが一番好きな時間
こういうのが一番好きな時間
メニューを作ったり
アイディアっていうのは
こういうところの方がいっぱい出てくる
だってこれもキノコよ
見てこれ
ほら
これ
カワイイ
でも
取らないで
あの上にもあるし
これ
これ
これ
これ
これ
これ
あの上にもあるし
キノコ狩りに行く時は
ただただ取りたくて楽しみに行くだけの方が多いですね
お客さんに出したいとかっていうことよりも
とにかくキノコを取りたいっていう
本当に
よくないんですけど欲の塊みたいな感じで
すごいリラックスして
いいキノコを見つけると
撮るよりも
写真を撮りたくなるんですね
もう可愛くて
本当に美味しいキノコなのに
可愛すぎて取らないこともあります
それぐらい
なんかこう大好きで
育つ場所で全く違ってて
雨が降った後に出てくるキノコは
すごいツヤツヤだったり
ずっと日が当たってると
乾燥してたりとかっていうのもあって
キノコ狩りはほとんど趣味で
取りに行って
プラスそれをお客さんに出すっていう
ぐらいの感覚なんで
ほとんどリラックスして
自分の時間として行くことが多いかもしれないですね
電は東京のど真ん中にあるような
レストランなんですけれども
僕が自然が好きで
木をたくさん使った内装になってます
みんなが集まれるような場所っていうような
イメージで作ってます
一つだけ個室があるんですけども
そこは僕が
とてもキノコがさっきから言って好きなんで
キノコの絵を飾ってあって
そこの部屋の名前がマッシュルームっていう
僕の個人的に好きな場所になって
テーブルも遠くから見ると
キノコの形になってます
ああ、草発
草発、草発買え
可愛いんだけどこれも食べない
結構難しい
食べれそうだし美味しい
食べれそうだし美味しそうだけど
これ食べれない
そんなのばっかり
これさっきのチチタケが
傘が開いた
チチタケ
一番ベイビーな感じで
それが大きくなると
こうなる
ほら
大きくなると傘が開いてこうなる
同じキノコなんだけど
色も違うし大きさも違うから
なかなか
判断するのが難しくなってくるけど
チチタケの場合は
さっきも
言ったようにこれを
切って
チチが出てくれば
これもう結構老金だから出てこないかもしれない
チチタケ、同じチチタケ
チチタケ
これはホウキタケっていうキノコで
食感が結構良くて
これで食べられないのもあるけど
この子は美味しいキノコ
これ甘い口
でもこれはもう
虫の方が先に食べてるんで
これは虫に食べてもらいます
これはブラウンシュガーとかで食べると
美味しいキノコ
玉キクラゲ
こんな玉みたいな形なのが
いっぱいできる
これ1個だから
食べても食べても
食べても
食べても
いっぱいできる
これはもう置いといてあげます
チタケの仲間です
重なっているところが可愛い
他の虫が食べてるんで
これはもう虫にあげて
こっちだけちょっともらいます
こういうサワーは
菌が集まりやすいんで
これは結構生えやすい
あったあった
たまごタケ
生で食べれるキノコ
これすごい僕の好きなキノコ
はじめはたまごみたいに
白いのがまん丸で
それが割れて
中からこの赤い
キノコが出てくる
これたまごタケ
美味しそう
基本的にこういうところから出てくるキノコは
すごい毒のものが多いんだけど
これとたまごタケと
きたまごタケぐらい
食べれるの
すごい美味しいキノコ
夏のキノコとして
日本ではとても
キノコ採る人たちには
みんな有名
たまごタケは
たまごタケは
上と下を分けて
入れると
悪くならない
可愛いですね
可愛い
こんな可愛いダイダイぐしキノコ
これがたぶん一番大きい
なんかちょっとスポンジみたいでしょ
こう大きくなっていく
で、キノコは
虫のありとか
いろんな虫が住む場所でもあるんで
結構面白いですね
自然にすごい
木とキノコと虫とかっていうのは
共存してる感じがよくて
これ落ちてるこの葉っぱなんか
蜂場って言って
これ包んで蒸したりとか
蜂場焼きっていうのがあったりして
結構山にはいろんなものが
落ちてる
だいたいイメージだと
キノコは秋にいっぱいあって
松茸があってっていう風に
思うんですけども
春夏秋冬と
もう全部のシーズンで
キノコが採れるんですね
大好きなキノコは
富士山に入って採りに行くんです
で、その採ったキノコを
お客さんに出して
いろんなものを
召し上がってもらうんですけれども
やっぱりそのキノコを採るのって
結構大変で
スタッフみんなで行ったりしても
なかなか見つけられなかったりとかするんですけど
そのキノコを出すだけではなくて
キノコを採る大変さのストーリーも
お客さんに伝えるんですね
簡単に採れる時もあるんですけど
なかなか採れない時もあって
これからの時期だと
日本のポルチニが採れるようになるんです
海外のものとは全く違って
香りも違うんですけれども
僕の大好きな食材の一つで
そのキノコを召し上がってもらうことによって
なんか日本に
元々あるんだけど
みんなが知らないものだったりとか
料理を食べるだけではなくて
新しいものを知ったり
初めての味に出会ったり
同じ料理をやってるメンバーでも
料理人でも知らない人がいるので
そういったものを知るきっかけになればいいなと
毎日毎日雨が降るのとか
この時期になると
気温が上がるのとかを
気になって気になって仕方がなくなってきますね
松茸を採りに行った時に
なかなか松茸は見つからなかったんですけど
一緒にそれこそ
富士山にずっと入ってくれる人に
このキノコは何々だよ
このキノコは何々だよって教えてもらって
キノコってこんなにいっぱいあるんだ
から始まって
それがもう
十何年か前ですね
そこから興味を持って
初めて入ったのは富士山だったんですね
富士山に入って
その中でいろんなキノコを採って
キノコ名人みたいな人に教えてもらいながら
一番初め本当にカゴを山盛り採って
食べれたのが2、3本っていうようなことがあって
キノコって難しいんだなと思いながら
今でもやっぱり
迷うことがあると
それは採らないし
お客さんにももちろん出さないしっていう
今でも確認してもらいながらとか
っていうような感じですね
キノコの種類ってとても数があって
富士山だけで
300、400種類のキノコが採れるらしいんですね
季節によって
傘の部分はすごい柔らかいけど
軸の部分はもうコルクみたいで食べれないとか
焼いて美味しいキノコ
例えば煮てダシが出るキノコ
天ぷらみたいに
揚げると美味しいキノコ
生で食べれるキノコとかいろいろあるんですけども
まずみんなで自分たちの採ったものを
食べてみたくなるんで
じゃあこれはこうしてみよう
みたいな感じで
それこそまかないのテーブルで食べるんですね
もちろん全然美味しくないものも
できたりとかもするんですね
で、何か組み合わせとか
例えば卵竹っていうキノコがあって
生で食べるキノコって少ないんですけど
そのキノコは生で食べれるキノコで
海外に僕が行った時に
あ、そういえばサラダに乗ってたなとか
食べながら僕も料理をずっとやってるんで
この味はこういう日本の食材と
合うんじゃないかとか
こういうお出汁にするといいんじゃないのかな
っていうのがあって
とにかくみんなで実験しながら
食べてまかないの場所で食べて
オカミさんとかは
みんなそれに合わせるお酒を
すごいテイスティングしながら
一番大変な仕事だって言ってますけど
まかない食べながら飲むのが
一番大変だって言ってますけど
でもそうやってお客様が
食べた時に
どういう風に感じるんだろう
どういうものがいいんだろうってことを
常にまかないの場では話し合いながら
食べてますね

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