Intermediate Lesson #78 |
INTRODUCTION |
Natsuko: こんにちは、Natsukoです。 |
Naomi: Naomiです。 |
Peter: Peter here. Natsukoさん、今日は何月何日ですか? |
Natsuko: えーと、今日は11月23日です。 |
Peter: そうですよ。今日は、Markyの誕生日ですよ。 |
Natsuko: え?そうなんですか? |
Naomi: Markyは日本の歴史が大好きなので、Markyのために特別Yuukiさんがこのレッスンを書きました。 |
Natsuko: じゃ、今日は、Markyさんのためのレッスンなんですね。 |
Naomi: はい。 |
Peter: So today’s lesson is for Marky as it’s his birthday and this lesson was written by his prodigy Yuuki. |
Naomi: 今日の会話は、誰と誰の会話でしょう? |
Natsuko: MarkyとMarkyの家来?それからアメリカ人のPerryくん。なんだかよくわかりませんね。 |
Naomi: よくわからないですよね。 |
Peter: あ、ちょっと待って下さい。家来って何ですか? |
Naomi: Servant. |
Peter: Servant. どういう話になるでしょう? |
Naomi: Markyさん、家来いたんですか? |
Natsuko: うーん、どうも歴史に関係ある話みたいですね。 |
Naomi: 今日は、日本の歴史に関係した結構おもしろい単語がたくさん出てきているようですね。 |
Natsuko: うん。 |
Peter: All right. So for Marky's birthday, things seem like they are going to get a little wild. We have servants Admiral Perry. So who knows what will happen. Anyway happy birthday, Marky. Here we go. |
DIALOGUE |
家来: 殿ぉ!お誕生日、おめでとうございます!今日は11月23日。マーキー様の50才の誕生日ですぞ!こうしては居られません。盛大に殿のお誕生日を祝いましょう。 |
マーキー: そうよのー、なにかクレージーな事をせねばの。 |
家来: 何か、やりたいこと、欲しい物はありますか? |
マーキー: それでは、姫路城を貸し切ってしまおう。 |
家来: 。。。。。えっ?姫路城をですか?何を言ってるんですか、殿? |
マーキー: いや、だから、姫路城でパーティーをせねば。ふんどしで。姫路城城主、酒井忠顕(さかいただてる)にはワシから申しておく。 |
家来: 姫路城で。ふんどしで。殿、殿は最近お忙しくお疲れの様子。どうやら熱でも出されているのでしょう。少しお休みになられた方が良いのではないかと。。。 |
マーキー: ワシは疲れてなどおらぬ。ワシは本気だ。あ、そうだ。アメリカから来ているペリー君も呼んでしまおう。彼はアメリカ人だからパーティは慣れておるはず。きっと楽しくなるぞー!! |
(パーティー in 姫路城) |
マーキー: Wooo-hooo!!!! どうだ、家来、楽しいだろ!! |
家来: はい、大変楽しゅうございます!! |
マーキー: あ、酒井殿、今宵はお城を貸していただきまことにありがたい。あ、ペリー君!来てたのかね!どうだ、これが日本のパーティーだ。すごいだろ?! |
ペリー: 開国シテクダサーイよ~! |
マーキー: ん?開国?うむうむ、わかったわかった。わしから幕府の方に開国するように申しておこう。今宵は最後まで楽しむぞよ!!! |
Chigusa: 今度は英語が入ります。 |
家来: 殿ぉ!お誕生日、おめでとうございます!今日は11月23日。マーキー様の50才の誕生日ですぞ!こうしては居られません。盛大に殿のお誕生日を祝いましょう。 |
My lord, happy birthday. Today is November 23. It’s your 50th birthday Lord Marky. We shouldn’t be standing around like this. We should be celebrating your birthday lavishly. |
マーキー: そうよのー、なにかクレージーな事をせねばの。 |
Yes, we should do something crazy. |
家来: 何か、やりたいこと、欲しい物はありますか? |
Is there anything you’d like to have or do? |
マーキー: それでは、姫路城を貸し切ってしまおう。 |
As a matter of fact, there is’ Let’s rent out the entire Himeji Castle. |
家来: 。。。。。えっ?姫路城をですか?何を言ってるんですか、殿? |
What? Himeji Castle? What are you saying my lord? |
マーキー: いや、だから、姫路城でパーティーをせねば。ふんどしで。姫路城城主、酒井忠顕(さかいただてる)にはワシから申しておく。 |
Umm, so we should have a party at Himeji Castle in a fundoshi. I will ask the owner of Himeji Castle,Tadateru Sakai. |
家来: 姫路城で。ふんどしで。殿、殿は最近お忙しくお疲れの様子。どうやら熱でも出されているのでしょう。少しお休みになられた方が良いのではないかと。。。 |
At Himeji Castle in our underwear? My lord, I believe you are simply exhausted from all the work recently. You probably have a fever. I believe it’s best if you get some rest. |
マーキー: ワシは疲れてなどおらぬ。ワシは本気だ。あ、そうだ。アメリカから来ているペリー君も呼んでしまおう。彼はアメリカ人だからパーティは慣れておるはず。きっと楽しくなるぞー!! |
I am not tired. I am serious. Oh that’s right. Let’s invite that Perry guy who is visiting from America. He is an American. So he should be used to partying. It will be fun. |
マーキー: Wooo-hooo!!!! どうだ、家来、楽しいだろ!! |
Wooo-hooo!!! Hey vassal what do you think? This is fun, isn’t it? |
家来: はい、大変楽しゅうございます!! |
Yes, very fun indeed, sir. |
マーキー: あ、酒井殿、今宵はお城を貸していただきまことにありがたい。あ、ペリー君!来てたのかね!どうだ、これが日本のパーティーだ。すごいだろ?! |
Well, Lord Sakai. Thank you so much for allowing us to rent out your castle today. Oh, and Mr. Perry, you came. What do you think? This is a Japanese party. Isn’t it great? |
ペリー: 開国シテクダサーイよ~! |
Please open your country for international trade. |
マーキー: ん?開国?うむうむ、わかったわかった。わしから幕府の方に開国するように申しておこう。今宵は最後まで楽しむぞよ!!! |
What? Open the country. Umm…All right, all right. I'll ask the Bakufu myself to open up our borders, but today we are going to party all night long. Oh yeah! |
POST CONVERSATION BANTER |
Naomi: 今日は、いつもとは少しレッスンのスタイルを変えてみたいと思います。 |
Natsuko: はい。 |
Naomi: 今からレッスンに出てきた単語を紹介して、その紹介した単語を使って皆さんと一緒に日本の歴史の勉強をしていきたいと思います。 |
Natsuko: あ、いいですね。 |
Peter: So today, we are going to change the format a bit. We are going to go through the vocabulary words first. Then after that, we are going to take a look at some Japanese history. |
VOCAB AND PHRASE USAGE |
Naomi: では、単語を見ていきましょう。最初の単語は、との |
Peter: Mr. |
Naomi: 「殿」というのは、Nounで、大名のことを言いますね。 |
Natsuko: あー、そうですね。 |
Naomi: 大名って、Peterさん、何ですか? |
Peter: It means feudal lord in the Edo era. |
Naomi: 「との」ではなくて、この漢字は「どの」と読むこともできるんですが、「殿(どの)」だとPolite Suffixで、「様」よりもていねいになります。 |
Natsuko: そうですね。 |
Naomi: たとえば、Peterさん、もっとていねいになると、Peter様、さらにていねいだと、Peter殿 |
Peter: どういうとき使いますか?現在あまり使われないですか? |
Natsuko: そうですね。Social Statusが高い人に対して、手紙なんかで使ったり、あとはAward givingのときなんかに使いますね。男性に対して使うことが多いですね。 |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: 次は、けらい |
Peter: Servant. |
Natsuko: これは、「家」という漢字が入ってますね。ですから、 A servant who serves for certain family という意味なんですよね。 |
Naomi: 今は、家来はあまりいないですよね。 |
Natsuko: そうですね。日本は身分社会ではなくなったので、今は master and servant という関係は普通の社会にはありません。 |
Naomi: Housekeeper とか domestic servant と言いたければ、今は何て言いますかね。 |
Natsuko: お手伝いさん、という言葉を使いますね。これはHelperという意味ですね。 |
Naomi: 次は、かしきる |
Peter: To reserve, to charter. |
Naomi: ます-stemが「貸し切り」なので、 You can use 貸し切り as a noun. 貸し切りパーティー |
Peter: Closed door party, reserved party, private party. |
Naomi: では、例文をお願いします。 |
Natsuko: このレストランは今日は貸し切りパーティーなので入れません。 |
Peter: Today there is a private party at this restaurant. So you won’t be able to enter. |
Natsuko: 次は、ふんどし |
Peter: Lowing cloth, classic Japanese underwear すいません、質問いいですか? |
Natsuko: はい。 |
Peter: Sumo Wrestlerがしているのは、ふんどしですか? |
Natsuko: Ah good point. 形は、たぶんおんなじなんだと思うんですけど、相撲の場合は、「ふんどし」とは言わずに、「まわし」と言います。基本は同じですよね。 |
Naomi: 日本人がWestern Styleの洋服を着るようになってから、だんだんふんどしを使う人はいなくなりました。ただ、今、FestivalとかMartial Artsとかでは、使うことがあるようですね。Peterさんは、ふんどしはしますか? |
Peter: いやー、したことないですね。 |
Naomi: 次、行きましょう。わし |
Peter: I, used by male speakers. Usually older male speakers. |
Naomi: 「私」と同じ意味なんですけれども、今Peterさんが言ったように、年をとった男の人が使うことが多いと思います。 |
Natsuko: そうですね。 |
Naomi: Dealectによっては、女の人も「わし」と言うことがあるかもしれないですね。 |
Natsuko: そうみたいですね。 |
Peter: そうですか?聞いたことないです。 |
Natsuko: そういう地方は、あるみたいですよ。次は、じょうしゅ |
Peter: Lord of a castle. |
Natsuko: これは、漢字を見れば、意味はすぐにわかります。「城(じょう)」これは「しろ」という漢字ですけどCastleの意味ですね。で、「主」は Owner, master の意味です。ですから The owner of the castle, lord of the castle という意味になります。 |
Peter: 質問いいですか? |
Natsuko: はい。 |
Peter: この表現なんですが、アメリカの King of the castle という表現ありますけれども、これ、同じ使い方ですか? |
Natsuko: 「城主」という言葉では使わないんですが、「一国一条の主」という表現があります。ちょっと難しいんですけれども、これは、HistoricalなBackgroundを言えば、昔は国のLordがいて、そのLordはCastleに住んでいたので、 Master of the country. The master of the castle という意味で、you take control of the entire realm. という意味だったんですね。だから、今でもこの表現を使って、 You take control of the entire picture.というような意味に使うことはあります。だから、家よりも会社とか組織 You are independent. You are not employed to someone. ていうようなときに使ったりしますね。 |
Naomi: それは、「城主」という言葉ではない言葉ですね。 |
Natsuko: そうですね。同じ意味なんですけどね。 |
Peter: ありがとうございます。 |
Naomi: 次は、かいこく |
Peter: Opening of a country to the world. |
Naomi: これも、漢字を見れば、意味はわかります。「開」というのは、「開く」と同じ漢字です。ですから、To open という意味です。「国(こく)」は「くに」と読むこともありますが、これはcountryなので、 opening of a country という意味になります。 |
Natsuko: そのままですね。 |
Naomi: はい。開国の反対の意味は、鎖国。 |
Peter: Isolationism. |
Natsuko: そうですね。昔日本は、江戸時代200年以上鎖国していたんですよね。 |
Naomi: 1853年に日本は開国しました。 |
Natsuko: 次は、ばくふ |
Peter: 日本の歴史では、過去に3つ幕府がありました。 |
Naomi: あー、そうでした。 |
Natsuko: 最初が、鎌倉幕府、次が、室町幕府、そして最後が江戸幕府です。 |
Naomi: 次の単語は、こよい |
Peter: This evening, tonight. |
Naomi: 今夜とか、今晩、という意味とまったく一緒ですよね。 |
Natsuko: そうですね。 |
Naomi: ただ、普通の会話では、今夜、今晩、というふうに使いますが、今宵というと、Natsukoさん、、どんな感じが? |
Natsuko: うん、なんかすごくClassicな感じですよね。 |
Naomi: そうですね。ちょっとRomanticな。 |
Natsuko: うーん。なんか小説とかオペラとか、そんな感じがしてきますね。 |
Lesson focus
|
Naomi: 今日のDialogueは、歴史を知らないとちょっと意味が分からないと思うんですね。 |
Natsuko: うん。 |
Naomi: ですから、今から3人で少し日本の歴史と、それから地理についてお話をしましょう。 |
Natsuko: はい。 |
Peter: So in order to understand this a bit better, we are going to take a quick look at some Japanese history and we are going to take a look at history and we are going to take a look at not only history but also some geography. |
Naomi: Natsukoさん、歴史は得意ですか? |
Natsuko: うーん、あんまり得意じゃないんですよね。 |
Naomi: 今日のDialogueに出てきた姫路城、ここには行ったことがありますか? |
Natsuko: いやー、テレビや写真で見るだけで、行ったことないんです。 |
Peter: あ、すいません、姫路城はどこにありますか? |
Natsuko: 兵庫県姫路市にあります。兵庫県は京都府と岡山県の間のPrefectureです。 |
Naomi: 大きな地震のあった神戸 |
Natsuko: あー、はいはい。 |
Naomi: あれも兵庫県にあります。 |
Natsuko: うん、そうですね。 |
Naomi: 神戸よりもちょっと姫路の方が西にありますね。 |
Natsuko: 姫路城は、とっても有名なお城ですよね。 |
Naomi: あー、そうです。世界遺産にもなってますね。 |
Peter: 世界遺産は、 World heritage site ですね。 |
Natsuko: そうですね。壁が白くて、すごく形もきれいなお城なんですよね。 |
Naomi: 白くて大きくてとてもきれいなお城ですね。白鷺城、はくろじょう、とか、しらさぎじょうとかとも呼ばれたりするみたいですね。皆さんもポストカードなどで、桜と姫路城が一緒に写った写真、見たことがあるかもしれないです。 |
Natsuko: Japanese styleのCastleというと、たいていこのお城の写真が使われてますよね。 |
Naomi: それから、この姫路城のOwner、これ「酒井忠顕」、さかいただてる、とたぶん読むと思います。 |
Natsuko: 難しい漢字ですね。 |
Naomi: うん、名前なので、とても読み方が難しいです。この酒井忠顕さんは、有名ですかね? |
Natsuko: 私、初めて聞きました。 |
Naomi: そうですよね、私も初めて聞きました。私たちの知る限りでは、そんなに有名ではないとは思います。有名なのは、後半に出てくるPerryさんですよね。 |
Natsuko: うん、この人は私でも知ってます。 |
Peter: Matthew Calbraith Perry. Now he was commander of the US navy when the navy came to Japan and well, forced Japan to open. |
Naomi: ま、そうですね。 |
Natsuko: Kind of |
Naomi: Perryが日本を開国させたんです。 |
Natsuko: あ、今日のVocabularyで出てきましたね。 |
Naomi: はい。1853年にPerryさんはアメリカの軍艦、軍艦て何ですか? |
Peter: Naval ship. |
Naomi: アメリカの軍艦を4隻連れて日本に来たんですね。 |
Natsuko: それで、日本は開国をしなければならない、と主張したんです。 |
Peter: Ah だからDialogueの中でPerryが「開国して下さい」と言っていたんですね。 |
Naomi: そうです。とっても簡単に言えば、Perryの連れてきたアメリカの軍艦、船ですね。を見て、日本の幕府は、「あんなに大きくて強いものとは戦えない。世界は広いな。」と思って、開国したということですね。 |
Peter: So the Japanese military forces were kind of persuaded by the modern technology at that time. |
Natsuko: もちろん、開国の前にも後にも、もっと複雑な問題がたくさんあったんですけど、簡単に言ってしまえば、そういうことなんです。だから、今日の会話みたいにFriendlyな状況で開国が行われたわけではないんだと思います。そのころ、Markyが将軍だったら、もうちょっとFriendlyな開国になってたかもしれませんね。 |
Outro
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Naomi: そうですね。今日の文法項目は、Sentence ending particle 「ぞ」、それから ancient style of adjectives このふたつは、PDFでカバーしてあります。Samuraiのドラマや友達と冗談を言い合うときに便利だと思います。 |
Natsuko: そうですね。日本の歴史に興味のある方にも、ちょっとおすすめの表現だったりしますね。 |
Peter: So inside the PDF, we covered the sentence ending particle ぞ an archaic way of forming adjectives. This could be quite interesting if you use with your friends in a joking manner. So be sure to stop by and check out today’s PDF. |
Naomi: Markyさん、お誕生日おめでとうございます。 |
Natsuko: おめでとうございます。 |
Peter: Happy birthday, Marky. |
Naomi: いい誕生日をお過ごし下さい。 |
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