Intermediate Lesson #74 |
INTRODUCTION |
M: おはよう、Wakiちゃん、元気? |
Waki: うん、元気だよ。今週末、倖田來未のライブに行くんだ。 |
M: まじで?俺もくうちゃんのライブに行くよ。 |
Waki: オープニングはJapanesepod101、知ってる? |
M: まじかよ?知らなかった。まぁ、いいや。 |
Natsuko: こんにちは、Natsukoです。 |
Naomi: Naomiです。 |
Natsuko: 今日は、私たちふたりだけで中級レッスンをお送りします。 |
Naomi: Peterさんは、今日はいません。 |
Natsuko: うん。どこへ行っちゃったんでしょう? |
Naomi: はい。 |
Natsuko: ちょっと、Translationが私のへたな英語になるかもしれないですけど、許して下さい。今日のレッスンのテーマは、Monkey Business |
Naomi: はい。Monkey Business |
Natsuko: 何でしょうね? |
Naomi: 何でしょうね?これ日本語にはないですよね。 |
Natsuko: そうですね。でもたぶん、サルがなにか関係してるんでしょうね。今日のレッスンは、Casualな日本語の会話です。これ、かなりcolloquialな感じですよね。 |
Naomi: そうですね。文法は、「だって」と「なんつったって」 |
Natsuko: これは、すごくCasualな表現ですね。じゃ、そこがポイントなので、みなさん注意して聞いてみて下さい。では、会話に行きましょう。 |
DIALOGUE |
太郎(猿)、浩二(トレーナー) |
浩二: よし、太郎、そこで壁をジャンプして逆立ちで着地するんだ! |
太郎: キーキーキー |
浩二: いいぞ、太郎!でかした!!この技を習得するのに一年もかかったなぁ。だが、これでお前も一人前のサルの一員だな。逆立ちはできるし、こんなに高い壁だって跳べるんだ。なんつったって、一番すごいのは、お前は買い物に行けるし、料理もできる。部屋の掃除だって出来る。 |
太郎: キーキーキー! |
浩二: 「うれしい!」って言ってんのか?そうかそうか。俺もうれしいぞ、太郎!この二年間、手塩にかけてお前を育ててきたんだ。人様の前にお前を出しても、恥ずかしくない。あとは、お風呂掃除とトイレ掃除を覚えれば、完璧だ!なっ!太郎! |
太郎: キッ?! |
Naomi: もう一度お願いします。今度はゆっくりお願いします。 |
浩二: よし、太郎、そこで壁をジャンプして逆立ちで着地するんだ! |
Okay Taro, jump off that wall and land in a headstand. |
太郎: キーキーキー |
浩二: いいぞ、太郎!でかした!!この技を習得するのに一年もかかったなぁ。 |
That’s right, Taro. That’s great. It took a year for you to learn this trick. |
だが、これでお前も一人前のサルの一員だな。 |
But now you can join the ranks of professional monkey performers. |
逆立ちはできるし、こんなに高い壁だって跳べるんだ。 |
You can do a headstand and you can jump a high wall. |
なんつったって、一番すごいのは、お前は買い物に行けるし、料理もできる。部屋の掃除だって出来る。 |
And above all else, you can go shopping, cook and clean rooms. |
太郎: キーキーキー! |
浩二: 「うれしい!」って言ってんのか?そうかそうか。俺もうれしいぞ、太郎! |
Are you saying you are happy? All right, all right. I am happy too, Taro. |
この二年間、手塩にかけてお前を育ててきたんだ。人様の前にお前を出しても、恥ずかしくない。 |
I have been training you with great care for the last two years. I am not embarrassed to present you in front of people. |
あとは、お風呂掃除とトイレ掃除を覚えれば、完璧だ!なっ!太郎! |
Now all you have to do is learn to wash the bathtub and the toilet ball, then you will be perfect. Right, Taro? |
太郎: キッ?! |
POST CONVERSATION BANTER |
Natsuko: Naomiさん、今日の会話どう思いましたか? |
Naomi: 会話なんですかね?今日のはね。 |
Natsuko: 会話してなかったですね。 |
Naomi: サルはMonkeyですけれども、サル、話せなくてずっとキーキー、言ってましたけど、会話になってるのかどうか。 |
Natsuko: So you wonder whether this is a dialogue or not. |
Naomi: Yeah. |
Natsuko: The monkey was just screeching. |
Naomi: サルといえば、栃木県の日光に有名なサルの集団がいますよね。 |
Natsuko: あ、なんでしたっけ、日光さる軍団。 |
Naomi: あ、そうですそうです。テレビやコマーシャルなんかでもよく見ますよね。 |
Natsuko: あ、出てますよね。すごくいろんな芸をするんですよね。 |
Naomi: ちょっとComedy Showみたいな。 |
Natsuko: So there is an entertaining group with bunch of monkeys doing acts, doing some kind of performance. |
Naomi: ときどきドラマをしたりもするみたいですね。 |
Natsuko: So they act out some kind of drama. |
Naomi: Yeah some kind of short skit or something. |
Natsuko: あー、なるほど。 |
Naomi: さっき、インターネットで調べたんですけれども、東京から日光までは、電車でだいたい2時間ぐらい |
Natsuko: 近いですね。 |
Naomi: そうですね。日帰りで行ってこられそうなところなので、もしみなさんが日本に来た時には行ってみるとおもしろいかもしれないですね。 |
Natsuko: そうですね。サル以外にも、いろいろ有名なもののある観光地ですよね。 |
Naomi: あ、そうですよね。大きな滝 Waterfall |
Natsuko: あ、そうですね。華厳の滝とか、 |
Naomi: はい。 |
Natsuko: あとは、立派なTempleもありますよね。 |
Naomi: あ、そうですね。 |
Natsuko: Shrineかな、あれは。東照宮、 |
Naomi: 東照宮 |
Natsuko: So it’s a shrine made after Ieyasu Tokugawa. |
VOCAB AND PHRASE USAGE |
Natsuko: では、さっそく今日のVocabularyを見ていきましょう。最初は、さかだち、Handstand, headstand. |
Naomi: 最初の漢字は、逆さま、「逆」という漢字です。 |
Natsuko: The reverse. |
Naomi: ふたつ目の漢字は、立つ、という漢字です。 |
Natsuko: Stand. |
Naomi: 逆さまに立つ |
Natsuko: Reverse standing. |
Naomi: 逆に立つ、ということで |
Natsuko: Stand on your head という意味ですね。 |
Naomi: 日本人は、Headていうか、Handなんですね。 |
Natsuko: そうですね。Handstandっていう言い方をするのかもしれないですね。 |
Naomi: Sample Sentenceがあります。逆立ちができますが? |
Natsuko: Can you stand on your head? Can you do a handstand? |
Naomi: Natsukoさん、逆立ちできますか? |
Natsuko: いや、私できません。Naomiさん、できますか? |
Naomi: 私は2秒ぐらい。 |
Natsuko: おー!私は、1秒もできません。 |
Naomi: じゃ、次の単語です。ちゃくちする。 |
Natsuko: To land. |
Naomi: 最初の漢字は、着く |
Natsuko: Arrive or to get somewhere. |
Naomi: 2番目の漢字は、「地上」や「土地」の中に出てくる、「地」という漢字です。 |
Natsuko: It means earth or land. |
Naomi: なので、地上に着く |
Natsuko: To get to the land, to arrive at the land.ということで、Landingという意味なんですね。だから、これは、どこか高いところから地面に降りてくるときに使う言葉ですよね。 |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: 船の場合は言わないですよね。 |
Naomi: もし、ロケットが水の上に降りてくるんだったら、「着水」なんていうふうに言います。 |
Natsuko: Landじゃなくて、Seaだから |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: Waterの「水」なんですね。 |
Naomi: はい。着水 |
Natsko: 着水 |
Naomi: 次の単語は、でかした |
Natsuko: Good job. |
Naomi: でかした!というふうに、それだけで使うことが多いですね。 |
Natsuko: そうですね。これは、すごくSomeone in the higher positionからsomeone in the lower social statusの人に、 complimentとして言う感じですね。 |
Naomi: そうですね。「社長!でかした!」とは、絶対に言わないですね。 |
Natsuko: たぶん言わないと思います。言うと、首になるかもしれないんで気を付けて下さい。 |
Naomi: 次は、わざ |
Natsuko: Skill. これは、この漢字を使ったよく出てくる単語としては、「技術」なんていうのがありますね。 |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: Technology. 「技」も「術」という字も、同じようにSkillという意味なんですけれども、両方合わせて、Technologyという意味だったりします。 |
Naomi: 次の単語は、しゅうとくする |
Natsuko: To acquire. |
Naomi: 最初の漢字は、習う |
Natsuko: To learn. |
Naomi: 2番目の漢字は、得をする、とか、手に入れる、という意味です。 |
Natsuko: Advantage, profit or to gain. |
Naomi: 習って、手に入れる、という意味になりますね。 |
Natsuko: So learn and gain and it means acquire. You learn something and you possess the result. |
Naomi: 次の単語は、いちにんまえ |
Natsuko: Adult, for manhood or womanhood |
Naomi: これは、「ひとりまえ」というふうには、読まないんですね。 |
Natsuko: そうですね。この前半のふたつの漢字だけだと、普通は、「ひとり」というふうに読むんですよね。でも、「前」が付くと、「いちにんまえ」てなるんですね。 |
Naomi: 例文は、太郎はまだまだ一人前ではない。 |
Natsuko: Taro is not quite mature yet. |
Naomi: 次の単語は、いちいん |
Natsuko: Person, member. |
Naomi: 彼もあのグループの一員です。 |
Natsuko: He is also a member of the group. |
Naomi: 次の単語は、とぶ |
Natsuko: To jump. |
Naomi: 「とぶ」という言葉には、普通ふたつ漢字があるんですね。 |
Natsuko: そうですね。これは是非PDFでチェックしておいてほしいですね。 |
Naomi: 「とぶ」には、JumpとFly、ふたつの意味があります。今日のレッスンに出てきたのは、Jumpの方の「跳ぶ」です。 |
Natsuko: これは、発音は同じなんですけれども、漢字が違うんですよね。 |
Naomi: たとえば、ヘリコプターが飛ぶ |
Natsuko: Helicopter is flying. |
Naomi: の、「飛」ぶは、漢字が「飛行機」の「飛」の漢字ですね。 |
Natsuko: 字が違いますね。これはPDFでちょっとチェックしていただかないと、なかなか説明はできないんですけど。 |
Naomi: PDFをチェックして下さい。次の単語です。てしおにかける |
Natsuko: To take great care of. |
Naomi: これは、おもしろい表現です。まず、「手」はHandの「手」ですよね。 |
Natsuko: はい。 |
Naomi: 塩は、Salt |
Natsuko: あ、そうですよね。 |
Naomi: みなさん、食事をするときに、テーブルの上に置いてある塩を使ったりしますよね。 |
Natsuko: あ、そうですね。 Pass me the salt. とかってね。 |
Naomi: はい。料理にわざわざ塩をかけることから、わざわざ自分で直接めんどうを見る、という意味になったんだそうです。 |
Natsuko: So putting under someone’s care という感じですかね。 and kind of protect and nurture the thing you care of なんかちょっと難しいですね。Nuanceが。 |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: すごくだいじにしてるNuanceですよね。 |
Naomi: そうですね。自分で、なにかしらわざわざしてあげる感じなんだと思います。たとえば、子供を手塩にかけて育てる |
Natsuko: I raised my kids with great care. この「手塩に掛ける」という表現と、「育てる」という言葉がたいていセットになって出てきますよね。 Raise someone or develop something with great care という意味です。 |
Naomi: 次の単語は、ひとさま |
Natsuko: Other people. |
Naomi: これおもしろいですよね。 |
Natsuko: そうですよね。「様」って Honorific prefix の「様」ですよね。 |
Naomi: そうですね。たとえば、Natsuko様とか、Peter様というふうに、ふたつは人の名前の後ろに付けたりします。ところが、これは、人 |
Natsuko: Human, people. |
Naomi: この後ろに、「様」を付けているので、 Mr or Mrs people. |
Natsuko: なんか変ですけど。要するに、誰か、という意味ですよね。 |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: Someone else |
Naomi: 「様」っていうのは、他の人の名前に付けますので、自分や自分の家族以外の他の人たちという意味です。簡単に言えば、他の人、ということですね。 |
Natsuko: なるほど。これは、「様」が付いてるから、他の人のことを少しRespectしてる漢字の表現ですね。 |
Naomi: 人さん、とは言わないですね。 |
Natsuko: そうですね。言わないですね。 |
Naomi: 次の単語は、はずかしい |
Natsuko: Feel ashamed, to be ashamed. |
Naomi: これは、い-Adjectiveです。この漢字、ちょっとおもしろいと思いませんか? |
Natsuko: あー、そうですね。 |
Naomi: 左側は「耳」、右側は「心」 |
Natsuko: そうですね。 Ear and heart, mind. |
Naomi: 恥ずかしいときって、耳が赤くなったり、ここに、耳が心臓になっちゃったみたいに、ばくばくばくっていうふうになったりしますよね。 |
Natsuko: そうですね。結構耳を意識するときありますね。 |
Naomi: 耳に感情が出る、ということで、この漢字を使ってるのかもしれないですね。 |
Natsuko: そういうふうに覚えておくといいですね。 Ear and heart, ear and mind. |
Naomi: Sample Sentenceがあります。すみません、自分が恥ずかしいです。 |
Natsuko: I am sorry. I feel ashamed of myself. |
Naomi: 何が起きたんでしょうね。 |
Natsuko: わかりません。何か失敗したのかもしれないですね。 |
Naomi: そうですね。では、最後の単語です。かんぺきな |
Natsuko: Perfect. |
Naomi: これは な-adjective ですね。たとえば、こんなふうに使います。Natsukoさん、Natsukoさんは完璧な人ですね。 |
Natsuko: Natsuko, you are a perfect person. やめて下さい。恥ずかしいです。 |
Naomi: 完璧な、「恥ずかしいです」の例文ですね。 |
Natsuko: 普通、言われないと思いますけど。 |
Lesson focus
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Naomi: では、文法を見ていきましょう。今日の文法は、だって |
Natsuko: だって is used in almost the same way as でも which means even or but, however だってis used in more casual conversation ですから、「だって」の方がもう少しCasualでcolloquialなNuanceがありますね。 |
Naomi: 今日の会話の中では、こんなに高い壁だって跳べるんだ。 |
Natsuko: You can jump over even such a high wall. |
Naomi: こんなに高い壁でも跳べるんだ。というふうに言っても、もちろんだいじょうぶです。 |
Natsuko: そうですね。同じ意味になります。 |
Naomi: 今日の会話には、もうひとつ入っています。部屋の掃除だってできる |
Natsuko: You can even clean up the room. |
Naomi: 部屋の掃除でもできる、もちろん、これでもいいわけです。 |
Natsuko: 「だって」の方が、もう少し Emphasizing な感じありますよね。 |
Naomi: そうですね。自分の気持ちが入っているような気がしますね。 |
Natsuko: Even such a ~~、ていう感じになりますよね。もうひとつのポイントの、「なんつったって」については、これは「なんと言っても」という表現のCasual Versionなんですけれども、くわしい説明はPDFにのっていますので、そちらの方をチェックしてみて下さい。 |
Outro
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Natsuko: 次のレッスンには、Peterが戻ってくるかもしれないから、楽しみにしていて下さい。それじゃ、またね。 |
Naomi: じゃ、また。 |
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