Dialogue

Vocabulary (Review)

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Lesson Transcript

Intermediate Lesson #56
INTRODUCTION
Natsuko: 第56回中級レッスン、こんにちは、Natsukoです。
Sachiko: Sachikoです。
Natsuko: 今日もまたAgnesさんの日記のシリーズに戻ります。
Sachiko: 楽しみですね。今日は何があるんでしょう。
Natsuko: 今日はなんかねぇ、楽しい電話がかかってくるらしいですよ。
Sachiko: あら?どういう電話でしょうか?
Natsuko: こないだAgnesさん、合コンやってましたよね。
Sachiko: そうでしたね。
Natsuko: ちょっと半分だまされて、
Sachiko: ありました、ありました。
Natsuko: その続きみたいなんですよね。
Sachiko: あらー。
Natsuko: 何か新しい展開があるんでしょうか。じゃ、さっそく聞いてみましょう。
DIALOGUE
(電話が鳴る)
アグネス: はい、もしもし。
橋本雄介: こんにちは、村上アグネスさんですか?
アグネス: そうですけど...。
橋本雄介: 突然の電話で、失礼します。僕、橋本雄介です。先日、田中満子さんと一緒にお会いした、松田の友人です。
アグネス: え~と...ああ!あのお医者様の?
橋本雄介: そうです。松田から無理矢理電話番号を聞き出しちゃいました。
アグネス: そうなんですか。びっくりした~。
橋本雄介: 驚かせてごめんなさい。実は、アグネスさんがデザイナーだって聞いて、折り入ってお願いがあるんですけど...。
アグネス: いえ、私、本格的なデザイナーじゃなくて、まだ見習いですよ!
橋本雄介: いやいや、そういうセンスのある人の意見を聞きたいんですよ。
アグネス: 私でお役に立てるかしら。どんなことですか?
橋本雄介: う~ん、電話ではちょっと説明しづらいなあ。もし差し支えなければ、近いうちに一緒に食事でもいかがですか?そのときにゆっくりご説明します。急ぐ話じゃないんです。
アグネス: ええ、私は構いませんよ。
橋本雄介: そうですか、よかった。いつがいいですか?
アグネス: 来週から新しい仕事が始まるので、差し支えなければ今週中がいいんですが。
橋本雄介: わかりました。では、明後日の夜はいかがですか?
アグネス: ええ、大丈夫です。
橋本雄介: では、時間と場所はまた連絡します。ありがとう、楽しみにしてます!
(電話切れる)
アグネス: やった!あのとき、満子の友達はちょっとしつこい感じだったけど、この人は感じのいい人だな。最近の私、ついてるみたい!
Natsuko: 次は英語が入ります。
アグネス: はい、もしもし。
Hello.
橋本雄介: こんにちは、村上アグネスさんですか?
Hello, is this Agnes Murakami?
アグネス: そうですけど...。
Yes it is.
橋本雄介: 突然の電話で、失礼します。僕、橋本雄介です。先日、田中満子さんと一緒にお会いした、松田の友人です。
I apologize for the sudden call. My name is Yusuke Hashimoto. I am a friend of Matsuda's. We met the other day along with Mitsuko Tanaka.
アグネス: え~と...ああ!あのお医者様の?
Oh, the doctor?
橋本雄介: そうです。松田から無理矢理電話番号を聞き出しちゃいました。
Yes, I got your phone number from Matsuda sort of by force.
アグネス: そうなんですか。びっくりした~。
Is that so? What a surprise!
橋本雄介: 驚かせてごめんなさい。実は、アグネスさんがデザイナーだって聞いて、折り入ってお願いがあるんですけど...。
I am sorry to surprise you. Actually I heard that you are a designer and I have a rather serious favor to ask you.
アグネス: いえ、私、本格的なデザイナーじゃなくて、まだ見習いですよ!
Well, I am not a full-fledged designer yet. I am still in training.
橋本雄介: いやいや、そういうセンスのある人の意見を聞きたいんですよ。
Oh that’s fine. I wanted an opinion from someone who has artistic talent.
アグネス: 私でお役に立てるかしら。どんなことですか?
Well, I am not sure if I can be of help but what can I do for you?
橋本雄介: う~ん、電話ではちょっと説明しづらいなあ。もし差し支えなければ、近いうちに一緒に食事でもいかがですか?そのときにゆっくりご説明します。急ぐ話じゃないんです。
Umm, it’s kind of hard to explain over the phone. If it’s not too inconvenient for you, could we have dinner sometime? I can explain there. It’s no hurry though.
アグネス: ええ、私は構いませんよ。
Sure I don’t mind.
橋本雄介: そうですか、よかった。いつがいいですか?
Great to hear that. When is it good for you?
アグネス: 来週から新しい仕事が始まるので、差し支えなければ今週中がいいんですが。
Well, I start a new job next week. So if you don’t mind, could we meet sometime this week?
橋本雄介: わかりました。では、明後日の夜はいかがですか?
Sure, how about dinner two nights from today?
アグネス: ええ、大丈夫です。
That’s alright with me.
橋本雄介: では、時間と場所はまた連絡します。ありがとう、楽しみにしてます!
Okay, then I will contact you again about when and where we can meet. Thank you, I look forward to seeing you.
アグネス: やった!あのとき、満子の友達はちょっとしつこい感じだったけど、この人は感じのいい人だな。最近の私、ついてるみたい!
Great. Mitsuko’s friend was kind of pesky but this man seems really nice. I think things are starting to look up for me.
POST CONVERSATION BANTER
Natsuko: Sachikoさん、今日の会話はどう思いました?
Sachiko: よくあるパターンですよね。仕事のふりをして誰かを誘い出す
Natsuko: あー、なるほどね。
Sachiko: うーん。私の友達でもよくありますよ。「ちょっと仕事をたのみたいんで出てきてくれないか」って言って、実はデートだったという
Natsuko: So you are pretending to have a business with someone but actually having a date.
Sachiko: They just want to see you, yeah. So they will pretend they have a business proposal or they have work for you but they are actually just looking for a date.
Natsuko: Hmm. Agnesさんの場合はどうなのかな?
Sachiko: I have no idea. わからないですね、それは。
Natsuko: これはまた続きを聞いてみないと、ですね。
Sachiko: ぜひ。
VOCAB AND PHRASE USAGE
Natsuko: それではさっそく今日のVocabularyとPhraseに行きましょう。最初の言葉は、とつぜんの
Sachiko: Sudden, abrupt, unexpected.
Natsuko: これは、初めて電話をかけたり、手紙を書いたりする相手に、たとえば、突然のお電話で失礼します
Sachiko: Excuse me for calling without advance notice.
Natsuko: 突然のお手紙で失礼します
Sachiko: Excuse me for this sudden letter.
Natsuko: こういった表現で始めると、日本語の場合すごくPoliteな感じがするんですね。
Sachiko: そうですね。特に初めて連絡する人で、相手が自分のことを知らない場合は、必ずこういうのを入れますね。
Natsuko: そうですね。 So the person you are writing or making a call doesn’t expect this call or a letter.
Sachiko: Worst case, they don’t even know you maybe.
Natsuko: Yes.
Sachiko: Especially if they don’t know you, you need to explain why you have this person’s information and also sort of apologize for the sudden interruption or invasion of privacy.
Natsuko: そうですね。とっても日本語らしい表現かもしれませんね。
Sachiko: そうですね、はい。
Natsuko: もちろんこのケースだけじゃなくて、ほんとにsudden, abrupt, unexpected の意味で「突然の」という言葉も使うんですよ。たとえば、突然の雨
Sachiko: Sudden rain.
Natsuko: 突然の訪問
Sachiko: Unexpected visit.
Natsuko: 次のキーワードは、むりやり
Sachiko: Force to.
Natsuko: これは、「無理に」と同じ意味で、Force something ですよね。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: なんですけど、「無理に」よりもさらに強くて、
Sachiko: はい
Natsuko: 少しInformalな感じのする表現ですよね。
Sachiko: あー、そうですよね。無理やり、かなり強引にっていうイメージがありますよね。
Natsuko: そうですね。
Sachiko: So it has that image of you are really using force to get something done or getting someone to do something for you.
Natsuko: そうですね。
Sachiko: That’s a little bit casual.
Natsuko: ひとつ例文を行きます。彼は狭い通路を無理やり通ろうとした。
Sachiko: He tried to force his way through a narrow aisle. 
Natsuko: これは、ほんとに、こうギューギューギューって感じですよね。ほんとにForceしてる感じです。ほんとは通れないかもしれないぐらいの感じですよね。
Sachiko: ほんとは、ちょっともう、腰もおなかもギューギューで動けないんだろうけれども。あんまり女性の場合、使いたくないですね、こういう表現は。
Natsuko: そうですね。
Sachiko: 私は無理やり通ろうとしたけど、通れませんでした。
Natsuko: 通れなかった。
Sachiko: すごいショックですよね。
Natsuko: ちょっと悲しいな。そのぐらいちょっと強引な感じのする言葉です。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: 次のキーワードは、ききだす
Sachiko: Get someone to talk about.
Natsuko: これは、ふたつの部分に分けると、どっちも簡単な単語なんですよね。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: 「聞く」というのは、Here の意味で、「出す」は let out とかそういう意味なんですよね。だから、両方つなげて、そうするdraw out information by hearing という、そういうような意味になりますね。
Sachiko: そうですね。聞いて情報を取り出す
Natsuko: そういうことですね。
Sachiko: So plug out the information by listening or by asking them.
Natsuko: そうですね。例文をひとつ行きます。あの記者は芸能人から秘密を聞きだすのが得意なんだ。
Sachiko: That reporter is very good at coaxing out secrets from TV celebrities.
Natsuko: こういう人いそうですね。
Sachiko: いますね。でも、これってなんか、うれしいComplimentなのかComplimentじゃないのかちょっと微妙なところですよね。
Natsuko: そうですね。
Sachiko: 聞き出すのがうまい、言われてうれしいかどうかわかんないですね。
Natsuko: 「聞き出す」というのは、よく、だから秘密とか本当は知られたくないことなんかを、Draw outするときに使われる言葉ですね。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: 次のPhraseは、おりいって
Sachiko: Earnestly.
Natsuko: これすごく訳すの難しいですよね。
Sachiko: 難しいですね。
Natsuko: とっても日本語に特有の表現なんですけど、privately とか earnestly あと seriously なんかの、そんなNuanceも含んでますね。
Sachiko: なんかImageとしては、 In private, something serious.
Natsuko: あ、そうですね。
Sachiko: 両方ありますよね。
Natsuko: そうですね。
Sachiko: And it’s also a serious matter.
Natsuko: 何かだいじな相談や話したいことがあるときに使う表現なんですよね。
Sachiko: そうですね。で、内容が、まぁ、仕事の話であったりプライベートの話であったり
Natsuko: 両方使いますね。たとえば、折り入って相談があるんだ。
Sachiko: There is a serious matter I want to talk to you about, or simply, can we talk privately?
Natsuko: そうですね。だから、こう言われたら、ちょっと「あ、だいじな話があるんだな」っていうふうに
Sachiko: そうですね。
Natsuko: あんまりCasualに「あー、いいよ、いいよ」とか言っちゃいけない感じですよね。
Sachiko: しかも、なんか、好きな男性にこういうこと言われると、ちょっとドキッとするかもしれないですね。
Natsuko: それは、ちょっと何か
Sachiko: もしかして
Natsuko: 何か期待しちゃいそうですね。
Sachiko: で、それが仕事の話だったらがっかりですね。
Natsuko: でも、仕事にも使うので。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: とにかく、どっちにしても、「Seriousな話が来るぞ」というふうに思って下さい。
Sachiko: はい。
Natsuko: 次のキーワードは、ほんかくてきな
Sachiko: Full fledged, full scale, for real.
Natsuko: この「本格的な」は、もちろん、 な-adjective なわけですけど、「本格的に」で adverb としても使いますね。これ非常によく出てくる言葉なので、覚えておいて下さい。
Sachiko: そうですね。ニュースでよく出てきますね。
Natsuko: あ、そうですね。たとえば、景気の本格的な回復にはまだ時間がかかりそうです。
Sachiko: It will likely take more time for the economy to make a full-fledged recovery.
Natsuko: Adverbの場合も、ひとつ例文をあげましょう。本格的に日本語の勉強を始めました。
Sachiko: I started to study Japanese seriously.
Natsuko: 次のキーワードは、みならい
Sachiko: Apprentice, intern.
Natsuko: この言葉も、最初の漢字「見」というのが
Sachiko: See.
Natsuko: の意味ですね。次の言葉の「習い」
Sachiko: Learn.
Natsuko: そうですね。たとえば See and learn ということなんですね。
Sachiko: Monkey see, monkey do.
Natsuko: まぁ、でもThat’s what apprentice do.
Sachiko: Yeah I guess so.
Natsuko: で、この「見習い」という言葉に対して、逆にFull fledged, established という意味では、「一人前(いちにんまえ)」という言葉が使われます。これは、料理などが For one person serving と言う時にも使われる言葉なんですよね。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: ですから、Full manというか、One person
Sachiko: そうですね。職業で「一人前」というのは訳すと、You are considered a pro, you are considered an expert.
Natsuko: Exactly.
Sachiko: というイメージがありますね。
Natsuko: そうですね。逆に、まだ一人前じゃないときには、見習いというふうになるわけですね。
Sachiko: はい、あと「半人前」とかときどき言いますよね。
Natsuko: そうですね。
Sachiko: これなんか、考えてみたらちょっと失礼ですよね。ひとりの人間ではない
Natsuko: そういうことなんですね。
Sachiko: まだ半分の人間
Natsuko: 「半」というのは、Halfという意味ですから
Sachiko: そうですね。
Natsuko: Half a man.
Sachiko: Hoo. 言われたくない。
Natsuko: じゃ、例文をひとつ行きます。去年司法試験に合格しましたが、弁護士としてはまだ見習いです。
Sachiko: Although I passed the bar exam last year, I am still a lawyer in training.
Natsuko: 次のPhraseは、おやくにたつ
Sachiko: Be of help.
Natsuko: 「役に立つ」だけだと、これは普通にUsefulとかHelpfulとかそういう意味ですよね。
Sachiko: はい。
Natsuko: で、この表現は、polite prefix の「お」が付いているから、ていねいな表現なんだな、ということはわかりますよね。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: これ気を付けなければいけないのは、「お」が付いてるんですけど、自分が何かのHelpになる、あるいは、自分があげたものがHelpfulだったりする、そういう時に使う言葉なんです。だから、ほんとは humble form なんですね。
Sachiko: So you can only use お役に立つ if you are talking about something you are going to do to be helpful for someone else, not the opposite.
Natsuko: そうなんです。「お」が付くんですけど、ここは気を付けて下さい。
Sachiko: はい。
Natsuko: たとえば、昨日お渡しした本はお役に立ちましたか?
Sachiko: Was the book I handed to you yesterday useful?
Natsuko: この場合も、自分が本を渡したわけですから、「お役に立ちましたか?」というふうに聞いてるわけですね。
Sachiko: So you are saying お役に立ちましたか? to mean was it helpful for you?
Natsuko: 次のPhraseは、いそぐ話
Sachiko: Urgent subject, something that is pressing
Natsuko: これBusinessの場合でよく使いますね。
Sachiko: よくありますね。締め切りとか、開店日を前にして、
Natsuko: そうですね。
Sachiko: 急ぐ話ですね。
Natsuko: たとえば、鈴木君につないでくれないか?急ぐ話なんだ。
Sachiko: Could you get Mr. Suzuki on the phone? This is urgent.
Natsuko: 次のキーワードは、ついてる
Sachiko: Be lucky.
Natsuko: この「つく」という動詞は、普通は attach
Sachiko: Attach
Natsuko: そうそうそう、何かくっついてるという、そういう意味なんですよね。
Sachiko: そうですね。
Natsuko: で、「~~がつく」でSomething attached という意味になりますね。汚れがついてるよ、とか
Sachiko: そうですね。髪の毛がついてるよ、とかThere is a hair stuck or attached to your clothes.
Natsuko: そうそうそう、ところが、なんにもなくて、ただ「ついている」だけだと、 Being lucky ていう意味になるんですよね。
Sachiko: 不思議ですね、よく考えてみたら。
Natsuko: そうなんですよ。
Sachiko: ね、ついてるな。よく使うんですけれどもね。
Natsuko: そうなんです。これはたぶん、私の想像なんですけれども、幸運がついてる
Sachiko: あー、なるほどね。
Natsuko: So good luck is with you.
Sachiko: Uh-huh.
Natsuko: そういうNuanceで使うんじゃないかな、というふうに
Sachiko: なるほどね。
Natsuko: 思います。だからそういうふうに覚えていただくといいかなと思います。
Sachiko: はい。
Natsuko: 例文をひとつ行きます。会社を出るころにちょうど雨がやんだ。今日はついてるな。
Sachiko: The rain stopped just as I was leaving the office. I must be lucky today. じゃ、Unluckyという場合はどう言うんですかね?
Natsuko: ついてない
Sachiko: それもよく使いますね。
Natsuko: そうですね。
Sachiko: 今日はついてないよな。
Natsuko: I am really unlucky today.
Sachiko: Uhoo…
Natsuko: This is not my day.
Sachiko: Yeah I am having a bad day.
Natsuko: そう。
Sachiko: 逆も使えますね。
Natsuko: 両方ありますね。できれば、ついてるほうばっかり使いたいですけどね。
Sachiko: 使いたいですね。そういう人生がいいですね。
Natsuko: そうなんです。

Lesson focus

Natsuko: それでは今日のGrammar Pointに行きます。 今日のポイントは、さしつかえなければ
Sachiko: If you don’t mind, if it isn’t inconvenient to
Natsuko: これなかなかDelicateな感じのExpressionですね。
Sachiko: Yes
Natsuko: これは、人のScheduleを聞いたり、人に何かをお願いしたりするときに使うんですけど、すごくPoliteな表現なんですよね。
Sachiko: It’s a very polite way of segwaying into asking someone’s schedule or asking them to do a favor for you.
Natsuko: そうですね。
Sachiko: Because you don’t want to just come out and say, hey can you drive me to the airport on Sunday? You want to sort of have a soft cushion before you get there.
Natsuko: そうです、そのCushionの役目をはたす表現なんですね。「さしつかえ」というのは
Sachiko: Hindrance, disturbance.
Natsuko: そういうような意味なんです。だから、「でなければ」というのは
Sachiko: If there is no
Natsuko: という意味ですね。だから、これ直訳すると
Sachiko: If there is no hindrance
Natsuko: ということになります。だから、 If this does not cause too much trouble to you, というような意味になるわけですね。
Sachiko: とっても日本的な言い方ですよね。
Natsuko: そうなんですよね。日本語では、みなさんもうごぞんじだと思いますけど、相手のTroubleにならないかどうか、というのをとても気を使うんですね。
Sachiko: そうですね、ほんと。So it’s a very Japanese concept. The biggest taboo in Japanese society is to disrupt harmony or to cause inconvenience to someone and so with anything. And this could be a trivial favor. It could be just oh, can you make a phone call?
Natsuko: Yes.
Sachiko: But people are very, very sensitive and delicate about this and they will always bring up this topic.
Natsuko: そのとおりです。「もしよければ」というような表現もあって、これも同じように使いますね。
Sachiko: And this is translated more like, well if you don’t mind もっとCasualな言い方ですね。
Natsuko: そうですね。「さしつかえなければ」、これはすごくFormalで、ていねいな表現です。
Sachiko: そうですね。はい。
Natsuko: 今日の会話の中でも、二か所出てきました。もしさしつかえなければ、近いうちに一緒に食事でもいかがですか?
Sachiko: If you don’t mind, how about having dinner together some time soon?
Natsuko: さしつかえなければ、今週中がいいんですが。
Sachiko: It would be better this week if it’s not inconvenient for you.
Natsuko: 最初にこの表現を入れるだけで、印象がとてもよくなるんですよね。
Sachiko: とってもいいですよね。
Natsuko: だから、Agnesさんもたぶんこう言われて、「あ、この人いい人だ」って思ったんだと思うんですよ。
Sachiko: ジャジャジャジャーン!そこにTrapがあるわけですね。
Natsuko: そうですね。特にビジネスシーンで使えるので、覚えておくと便利だと思います。
Sachiko: はい、印象が全然違います。
Natsuko: そうです。
Sachiko: And this could make the difference between whether someone does you a favor or not.
Natsuko: Exactly. 使ってみて下さいね。
Sachiko: はい。

Outro

Natsuko: というわけで、今日のGrammar Pointでした。それでは今日のレッスンはこのへんでおしまいにしたいと思います。次のAgnesさんのDiaryも楽しみにしていて下さい。あともちろん、Japanesepod101.comのサイトに寄って、PDFをチェックして、ラーニングセンターにどんな情報が入ってるか、必ずチェックしておいて下さいね。
Sachiko: お願いします。
Natsuko: お願いします。それでは、また今度。
Sachiko: また今度。

Grammar

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Kanji

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