INTRODUCTION |
Natsuko: 第28回中級レッスン、この番組はエァクレーレンの提供でお送りしています。こんにちは、Natsukoです。 |
Yoshi: Yoshiです。 |
Take: Takeです。 |
Natsuko: みなさん、おひさしぶりです。 |
Yoshi: おひさしぶりです。 |
Take: はい、おひさしぶりです。 |
Natsuko: 夏休みをとってらしたんですね。 |
Yoshi: はい。 |
Natsuko: Yoshiさんは、どこに行ってたんですか? |
Yoshi: 私は、長崎の方に帰っていました。 |
Natsuko: 長崎はどうでしたか? |
Yoshi: あー、暑かったですよ。 |
Natsuko: あー、そうですよね。Takeさんは、どこかいらっしゃいましたか? |
Take: えーと、ぼくは秋田に行ってました。 |
Natsuko: あ、そうですか。秋田はどうでしたか? |
Take: 秋田はですね、天気もよかったし、暑いんですけど、涼しいんですよ。だから、とても気持ちがよかったです。 |
Natsuko: そうですか。 |
Yoshi: Natsukoさんの夏休みはどうでしたか? |
Natsuko: 私は、長野県に行っていました。 |
Yoshi: あ、いいですね。 |
Natsuko: そうですね。山で、やっぱり涼しくてさわやかでした。てことは、先週はみんな誰もいなかったんですね? |
Take: ま、そういうことになりますよね。 |
Natsuko: ですよね。先週どうなったんでしょうね。レッスン。 |
Yoshi: 誰か残って、ちゃんとやってたんでしょうかね。 |
Natsuko: やってたと思いますけどね。 |
Take: たぶん、シェークスピア高橋さんあたりが |
Natsuko: え?ほんとですか?ま、とにかく中級レッスン、いつものシリーズが続きがありますので、ちょっと聞いてみましょうね。続きどうなったか気になりますよね。 |
Yoshi: そうですね。すごい気になります。 |
Natsuko: じゃ、さっそく会話を聞いてみましょう。 |
DIALOGUE |
竜太: 姉さん、久しぶり。 |
姉さん: 竜太!いつ帰ってきたの? |
竜太: 今朝。食堂に入ったら、さくらと会って、すぐここに来た。調子はどう? |
姉さん: 良くなってきた。 |
竜太: お金はちゃんと届いてる? |
姉さん: うん。ありがとう。 |
竜太: リハビリはうまくいっている? |
姉さん: うん。がんばってる。竜太、なんであの事故の後、すぐ町を出たの?竜太が必要だったのに。 |
竜太: ごめん。本当にごめん。でも、お金が必要だと思ったから。沢山必要ってわかっていて。 |
姉さん: あの事故は竜太のせいじゃないよ。自分を責めるのをやめないと・・・ |
竜太: でも、僕が運転していたら、きっと皆は大丈夫だった。お父さんとお母さんもあの家族も死んでなかったし、姉さんもけがをせずにすんだ。 |
姉さん: いえ、もうやめましょう。済んだことを言っても仕方がないわ。あなたは一生懸命私のために仕送りしてくれているのに。ごめんね。 |
竜太: いいよ、姉さんは早く良くなることだけを考えて。もうどこにも行かないから、安心して。 |
Natsuko: 次はPeterさんの英語が入ります。 |
竜太: 姉さん、久しぶり。 |
Long time no see sis. |
姉さん: 竜太!いつ帰ってきたの? |
When did you come home? |
竜太: 今朝。食堂に入ったら、さくらと会って、すぐここに来た。 |
This morning. I went to diner, saw Sakura and then came straight here. |
調子はどう? |
How are you? |
姉さん: 良くなってきた。 |
Getting better. |
竜太: お金はちゃんと届いてる? |
Have you been getting the money okay? |
姉さん: うん。ありがとう。 |
Yes thank you. |
竜太: リハビリはうまくいっている? |
Is the rehabilitation going well? |
姉さん: うん。がんばってる。 |
Yes I am doing my best. |
竜太、なんであの事故の後、すぐ町を出たの?竜太が必要だったのに。 |
Ryuta, why did you leave town right after the accident. I needed you. |
竜太: ごめん。本当にごめん。 |
Sorry I am really sorry. |
でも、お金が必要だと思ったから。沢山必要ってわかっていて。 |
But I thought we needed money. I knew we needed a lot of money. |
姉さん: あの事故は竜太のせいじゃないよ。自分を責めるのをやめないと・・・ |
The accident was not your fault, Ryuta. You have to stop blaming yourself. |
竜太: でも、僕が運転していたら、きっと皆は大丈夫だった。 |
But if I had been driving, everyone would have been surely okay. |
お父さんとお母さんもあの家族も死んでなかったし、姉さんもけがをせずにすんだ。 |
Dad, mom and that family wouldn’t have died and you wouldn’t have gotten injured. |
姉さん: いえ、もうやめましょう。済んだことを言っても仕方がないわ。 |
No let’s stop this already. There is no use talking about what has already happened. |
あなたは一生懸命私のために仕送りしてくれているのに。ごめんね。 |
Though you’ve been working so hard to send me money, I am sorry. |
竜太: いいよ、姉さんは早く良くなることだけを考えて。 |
It’s all right. You just think about getting better sis. |
もうどこにも行かないから、安心して。 |
I am not going anywhere, so relax. |
POST CONVERSATION BANTER |
Natsuko: あ、なんだかだいじな展開になってきましたね。Takeさん、この会話どう思いましたか? |
Take: いや、なんかこう、いつになくまじめなのでちょっとびっくりしてしまいました。 |
Natsuko: 確かに。Yoshiさんはどうでしたか? |
Yoshi: いやー、すごいですね。みなさん、迫真の演技でびっくりしました。 |
Natsuko: Ryutaさんにこんな過去があったなんて、おどろきですね。 |
Yoshi: そうですね。 |
Natsuko: あ、でも、今聞いてるみなさんが少し暗い気分になっちゃったんじゃないかと思って、私は心配してるんですけど、みなさんだいじょうぶですか?これからは、じゃ、明るく行きますよ。 |
VOCAB AND PHRASE USAGE |
Natsuko: それでは、今日のVocabularyに行きましょう。最初のキーワードは、しょくどう |
Peter: Diner, cafeteria, dining room. |
Natsuko: Takeさん、例文をお願いします。 |
Take: この食堂のラーメンはおいしいと評判です。 |
Peter: This diner's Ramen has a reputation for being delicious. |
Natsuko: じゃ、もうひとつ例文をお願いします。Yoshiさん。 |
Yoshi: はい、ごはんができたので、食堂まで来て下さい。 |
Peter: The food is ready. So come to the dining room. |
Natsuko: はい、最初の例文で使った「食堂」は、dinerの意味です。次にYoshiさんが言った例文の「食堂」は、dining roomの意味です。この「食堂」という言葉には、だから両方の意味があります。 |
Peter: So this word can be used as a room inside the house? |
Natsuko: Yes and also as a dining hall. |
Peter: I see. |
Natsuko: この「食堂」は、dinerの「食堂」、 Dining room の「食堂」の他に学校にもありますよね。 |
Yoshi: そうですね。 Cafeteria の「食堂」ですね。 |
Natsuko: そうですね。学校の食堂はどうでしたか、Yoshiさん。 |
Yoshi: はい、高校のときによく食べに行ってました。おいしいランチのメニューがあって。 |
Natsuko: あ、そうなんですか。 |
Yoshi: 大人気でしたね。 |
Natsuko: Takeさんは何か思い出がありますか? |
Take: ぼくが食堂に対して持ってる思い出は、当時「豚汁」というお味噌汁ですね、があって、それからあと、うどんがあったんですけれども、おばちゃんにたのんで、豚汁にうどんを入れてもらって「豚汁うどん」ていう新しいメニューを作ってもらったことがあります。 |
Natsuko: へー。それはそのあとメニューに入ったんですか? |
Take: なりました。 |
Natsuko: すごい。 |
Take: おいしいんですよ。 |
Natsuko: おいしそう。 |
Yoshi: 次のキーワードは、リハビリ |
Peter: Rehabilitation. |
Yoshi: この言葉はリハビリテーションの省略で、リハビリとなっています。 |
Natsuko: そうですね。日本語はなんでも省略しちゃいますからね。 |
Yoshi: はい、この言葉を動詞にするときは、「する」をつけて、リハビリするとなります。それでは、Takeさん、例文をお願いします。 |
Take: 彼は今、リハビリに通っています。 |
Peter: He is going to rehabilitation now. |
Take: 彼は今、リハビリ中です。 |
Peter: He is in the middle of rehabilitation now. |
Yoshi: みなさんは、リハビリに通ったことがありますか? |
Natsuko: いや、私はありません。 |
Yoshi: Takeさんは? |
Take: ぼくもないんですけど、まぁ、脳みそのリハビリ中って感じですかね。 |
Natsuko: そのリハビリいつ終わるんですか? |
Take: 死ぬまで終わらないって感じですかね。 |
Natsuko: Yoshiさんは? |
Yoshi: 私は健康です。 |
Natsuko: いいことですね。 |
Take: えー? |
Yoshi: 今、特別ゲストが到着しました。Sakuraさんです。 |
Sakura: おじゃましまーす。Sakuraです。 |
Natsuko: こんにちは。 |
Sakura: こんにちは。すいません。 |
Natsuko: よろしくお願いします。 |
Sakura: 遊びにきました。 |
Natsuko: Sakuraさんはリハビリしたことありますか? |
Sakura: ないですね。 |
Natsuko: あ、じゃ、みんな健康なんですね。 |
Sakura: 次のキーワードは、せめる |
Peter: To blame, to pursue someone’s responsibility. |
Natsuko: この「責める」という言葉に使われている漢字は、何ですか?Takeさん。 |
Take: 「責(せき)」です。 |
Natsuko: そうですね。この漢字が使われている単語で、一番よく使われているのは何ですか? |
Take: 「責任」です。 |
Natsuko: そうですね。責任の英語は? |
Peter: Responsibility. |
Natsuko: そうです。だから、この「責める」という言葉には、 Pursue someone’s responsibility という意味が含まれています。 |
Peter: Interesting Natsuko san, very interesting. |
Take: 次のキーワードは、けが |
Peter: Injury. |
Natsuko: 「けが」も動詞にできますよね、Yoshiさん。 |
Yoshi: そうですね。これも「する」をつけて、「けがする」というように動詞にすることができます。それから、「けがさせる」と言ったら、自分がけがをするのではなく、誰か他の人に自分がけがをさせてしまう、という意味ですね。 |
Peter: So to injure yourself is? |
Yoshi: けがする |
Peter: To injure somebody else? |
Yoshi: けがさせる |
Natsuko: 誰か最近けがしたことありますか?次のキーワードは、しおくり |
Peter: Remittance, sent money. |
Natsuko: Yoshiさん、例文をお願いします。 |
Yoshi: 学生のときは、親に仕送りをしてもらっていましたが、今は私が働いて両親に仕送りをしています。 |
Peter: When I was a college student, I received remittance from my parents. Now I am working and I send remittance to my parents. |
Natsuko: この仕送りという言葉は、だから、単に「お金を振り込む」とか「送る」という意味ではなくて、自分の家族に生活費を送るとか、そういうニュアンスがあります。 |
Yoshi: ただお金を送る時は、送金という言葉を使いますよね。 |
Natsuko: そうですね。これも動詞になりますか? |
Yoshi: はい、「する」をつけて、送金するというふうになります。次のキーワードは、すむ |
Peter: To finish, to be completed. |
Yoshi: この言葉は、「済む」という動詞ですが、「済み」として名詞としても使います。 |
Natsuko: たとえば、どんなふうに使いますか? |
Yoshi: 確認済み |
Peter: Confirmed. |
Yoshi: それから、契約済み |
Peter: Completed contract. |
Yoshi: という言葉もあります。 |
Lesson focus
|
Natsuko: それでは、今日のGrammar Pointに移ります。最初のポイントは、たら |
Peter: Used to indicate a point in time. |
Natsuko: 会話で最初に出てきたのは、Yoshiさん、どういうセリフでしたか? |
Yoshi: 食堂に入ったら |
Peter: After I went into a diner. |
Natsuko: そうですね。ここで使っている「たら」は時間の経過を表します。ところが、この「たら」には別の意味もあります。2番目に登場した「たら」は、どんな会話でしたか?Yoshiさん。 |
Yoshi: ぼくが運転していたら |
Peter: If I had been driving. |
Natsuko: そうですね。この場合の「たら」は、Assumptionを意味します。 |
Yoshi: ぼくが運転していたら、きっとみんなはだいじょうぶだった。 |
Peter: If I had been driving, everyone would have surely been okay. |
Natsuko: だからこの場合は、翻訳するときは、If を使うSentenceになります。この両方の「たら」の使い分けは、Contextで判断して下さい。次のポイントは、「自分を責めるの」 |
Peter: The の nominalizes the statement turning it into a noun phrase. |
Natsuko: そうですね。動詞の形のままだと、自分を責める |
Peter: Blame oneself. |
Natsuko: そうですね。これに「の」を付けて、「自分を責めるの」にすると |
Peter: Blaming oneself. |
Natsuko: そうですね。名詞の形で使えるようになります。くわしくは、PDFを見て下さい。 |
Outro
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Peter: That’s all for today’s intermediate lesson. Again inside the PDF, detailed grammar points plus inside the learning center material to reinforce what you learned here. That’s going to do for today. |
Natsuko: じゃ、また来週。 |
Yoshi: またね。 |
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