Dialogue

Vocabulary (Review)

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Lesson Transcript

Intro

ジャパニーズポット101でございます。
Audio Blog Season 3 , Lesson 2 - 映画 ブラ・アメリカ
Natsuko:こんにちは。なつこです。今回は、オーディオブログ シーズン2 第2回「映画 ブラ・アメリカ」を、皆さんにご紹介しましょう。今回、一緒にこのブログについて、お話していただくのは、いつもレッスンのダイアローグでボイスアクターを担当している、児玉たけやさんです。
Take:こんにちは。児玉たけやです。よろしくお願いします。
Natsuko :よろしくお願いします。たけさんは、ダイアローグの録音では、いつもいろいろな役になりきっているので、普段のたけさんの声をこうやってリスナーの皆さんが聞くのは、実は今回が初めてかもしれませんね。
Take:そうですね。あの、本っ当に最初の頃に、少しピーターさんとかと話してた……。
Natsuko:あっ……。
Take:ことはあったような気がするんですけど。
Natsuko:フリートークが入っているレッスンも。
Take:はい。
Natsuko:じゃあ、あるんですね?
Take:はい。
Natsuko:おお!
Take:はい。初期のお宝……、お宝レッスン、あの、あるかもしれないので、よかったら探してみて下さい。
Natsuko:おお。まあ、でも普段は、役のアクターとして参加されているたけさんですが。
Tale:はい。
Natsuko:今回は、高村さんのブログの2話目なんですけれども、これは高村さんが、東京の原宿でMOGRAというギャラリーカフェを運営していたときに出会った、映像作家の方が作った自主制作映画のお話なんですよ。で、まずは、そちらを、たけさんと一緒に聞いてみましょう。
Blog
「映画 ブラ・アメリカ」 Indies Film "Bra America"
去年まで、私は原宿にMOGRAというギャラリーカフェを運営していた。場所柄、実に面白い、変わった人たちが集う特別な場所だったように思う。
一番最初の出展者は、忘れもしない。お店のオープニングを飾った播磨(はりま)さんという現代美術、映像作家だった。
彼がアメリカ留学時代に製作した『ブラ・アメリカ』という映画の上映会で、あるびっくりするようなものを展示していたのだが、これが実にシャレのきいた見事なものだった。
それはなんと、全長5mを超える純白の巨大ブラ。播磨氏本人が時間をかけて自ら制作したものだった。その大きなブラが天井に吊るされて、その下で観客が上映作品を見るという、何とも滑稽な光景だったが、作品は秀逸で、上映後は拍手喝さいの大盛況。
内容は、アメリカの若者が、とあるオカルトな秘密結社に巻き込まれていく様を描くというものだった。この映画は、それから間もなくJETRO主催のイベントで、日本代表のインディーズムービーとして、アメリカで上映されることになった。
どんなきっかけ、どんなタイミングで物事が進んでいくのか。誰も想像できないこともあるが、まず本人の強い意思と働きかけがなければ、何事もかたちにはなっていかない。
播磨さん自身も、多大な情熱をこの作品に注ぎ込んだに違いないと思う。商業的な感覚とは別のベクトルで湧き上がる創作意欲。その根源は、子供の時に感じたような、好奇心に近いものを感じるが、我われにとってとても大事なエネルギーの源かもしれない。
Banter
Natsuko:はい。皆さん、もうお気付きかと思いますが、実はこのブログも、たけさんに読んでいただいているんですよね。
Take:そうなんです。あの、まとまった文章を読んだりするっていうのは、いつものダイアローグとだいぶ違ったりして、すごく緊張した部分もあったんですけれども、逆にあの、こういうふうにまとまって読むというのは、実は嫌いじゃなくて、意外と……。
Natsuko:あ、そうなんですか。
Take:うん、楽しかったです。
Natsuko:あ、よかったです。じゃあ早速、ちょっとトピックについても伺いたいんですけどれも、今日のお話に出てきたインディーズムービーって、これは自主制作映画のことですよねえ? で、たけさんは、こういう自主制作映画ってよくご覧になりますか?
Take:あの、正直言うと、ほとんど観た記憶がないんですよ。
Natsuko:うん。
Take:友達でそういうのが好きな人ってのはいるんですけれども、僕自身は映画自体を、ごめんなさい、あまり観ないというのもあるんですけれども、あの、自主制作映画ってのは特に記憶にないかなあと思うんですよね。
Natsuko:そうですよね。やはり、こう、普通に劇場とかで観られる映画ではないので、なかなか、やはり熱心な人でないと、普段接する機会は……。
Take:そうなんですよね。
Natsuko:少ないですよね。
Take:なかなか。
Natsuko:うん。私ももちろんちょっと観たことがないんですけども、自主制作映画って言われると、どんなイメージがありますか?
Take:うん、あのー、何ていうんですか。アバンギャルドというか、あの、すごく本筋、常識と、こうかけ離れたような映画が多いような印象があるんですね。
Natsuko:ああ。
Take:あのー、例えばだけれども、結局、あの、商業に乗らないような映画。ええ、要するに、売れるかどうか分からないけれども、本っ当に表現したいもの制作してるような、僕はイメージがあるので、あのー、ちょっとこれは何なんだろうとか、変わった映画だなというような映画が多いような、自分は印象がありますね。
Natsuko:ああ、そうですね。高村さんも、まさにブログの中で、「商業的な感覚とは別のベクトルで湧き上がる創作意欲」なんていう表現を使ってますよね。
Take:ああ、そうでしたね。
Natsuko:要するに、その、映画の収益にとらわれずに、自由な表現の場として、映画を作るっていう、そういうイメージなんですよね。
Take:そうですね。ま、でもあの、最近は昔に比べると、あのー、YouTubeとか、そういう映像の発表の場が多くなってるから、なんか昔とは違って、自主制作映画ほど本格的じゃなくても、例えば、ちょっと映像を撮ってそのまま、あの、極端な話、デジカメとかで映像を撮って、YouTubeにアップするなんていう人は、だいぶ多くなってきてるんじゃないですかね。
Natsuko:そうですよね。手軽に発表できる場があるっているのは、その道のプロじゃなくても、ちょっとやってみようかなという気のある人には、手軽に参加できるっていう、こう、場が広がるでしょうね。
Take:そうですね。僕もそう思いますね。
Natsuko:あの、そういうところから、思わぬ才能が出てきたりするかもしれないですよね。
Take:うん。あの、実際それで例えば、あの、育てられてきてる才能っていうのがあると思うんですよ。僕はちょっと映画のほうは詳しくないんですけど、例えば音楽なんかだと、それでもう、本当にデビューして頑張ってる人たちなんかもいますからね。
Natsuko:そうですよね。恐らく、あの、今回のオーディオブログを聞いているリスナーの中にも。
Take:はい。
Natsuko:そういったことにすごく、こう熱心な人とか、あるいは、その、誰かのファンだなんていう人もいるかもしれないですよね。
Take:そうですね。
Natsuko:皆さんの中で、自主制作映画を自分でを作ったことがある人とか、あるいはその、観るほうにも興味があるなんていう人も、いらっしゃると思うんですけども、ぜひ、皆さんが見つけた面白い作品や、あるいは体験談などありましたら教えてください。
Take:お待ちしてます。
Natsuko:聞いてみたいですよね。
Take:はい。

Outro

Natsuko:それでは皆さん、今回はこの辺で。次回をお楽しみに。
Take:それじゃあ、また。

Kanji

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