Dialogue

Vocabulary (Review)

Learn New Words FAST with this Lesson’s Vocab Review List

Get this lesson’s key vocab, their translations and pronunciations. Sign up for your Free Lifetime Account Now and get 7 Days of Premium Access including this feature.

Or sign up using Facebook
Already a Member?

Lesson Notes

Unlock In-Depth Explanations & Exclusive Takeaways with Printable Lesson Notes

Unlock Lesson Notes and Transcripts for every single lesson. Sign Up for a Free Lifetime Account and Get 7 Days of Premium Access.

Or sign up using Facebook
Already a Member?

Lesson Transcript

川端康成
日本人で初めてノーベル文学賞に輝いたのが、川端康成です。
彼の文章の特色とは「美しい」という点。使われることばと言い、音読したときの響きと言い、他の作家とは一線を画していると高く評価されています。
さらに素晴らしいのは、近現代の作家は数え切れないほどたくさんいますが、その中でも「名作」と呼ばれる小説をいくつも残していることです。
これらの理由から、川端は日本文学の頂点に立つ作家の一人と位置づけられています。
そんな文学的才能に恵まれた彼ですが、たった2歳で父を、翌年は母を、7歳の頃に祖母、その三年後に姉を、遂には15歳で祖父と死に別れ、とても淋しい家庭環境の中で育ちました。この境遇は、彼の作品に多大な影響を及ぼします。
代表作『伊豆の踊子』は80年以上前に執筆された短編小説ですが、書籍で楽しむのはもちろん、六回も役者を変えて映画化されたほど人気のある作品。その主人公の青年は「孤児(川端と同じですね)」という設定で、日本では有名な観光地である伊豆を旅します。道中で出会った旅芸人の一座、とりわけ可憐な踊子の少女との温かい心の交流を通じて、孤独が癒されるという筋書き。
川端が19歳の折に、実際に伊豆で体験したことに着想を得た本作から、彼の小説を読み進める人も多いです。
次々と作品を発表する傍らで若い作家への支援も精力的に行ない、後に紹介する三島由紀夫をデビューさせたのも川端です。
そんな彼ですが、創作力の衰えや健康への不安などからガス自殺を遂げ、多くのファンに惜しまれました。
1899年6月 大阪府に生まれる
1972年4月 享年72歳
代表作 『伊豆の踊子』
『雪国』
『古都』

Kanji

Review & Remember All Kanji from this Lesson

Get complete breakdowns, review with quizzes and download printable practice sheets! Sign up for your Free Lifetime Account Now and get 7 Days of Premium Access including this feature.

Or sign up using Facebook
Already a Member?

Comments

Hide