Dialogue

Vocabulary (Review)

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Lesson Transcript

七つの子
あなたの母国語ではカラスの鳴き声をどのように表現しますか。日本では「カーカー」。
この擬音語にさらに意味を持たせて「かわいい、かわいい」と解釈したのが野口雨情(のぐちうじょう)です。彼は、日本人なら誰しも口ずさんだことのある童謡『七つの子』の作詞者。
ところで、日本人が夕暮れの風景を絵にすると、必ず夕焼け空をバックに山を配し、さらにカラスが鳴きながら飛んでいく場面を描くのではないでしょうか。それくらい、カラスは日本人の「夕方の記憶」になくてはならない鳥なのです。
そのカラス、なぜ鳴くのでしょう。そんなこと、考えたこともないですって?…この意外かつ素朴な疑問に、雨情は次のように答えています。
「カラスは山の中にある巣に七つの子どもがいて、その子がかわいい、かわいいと鳴くのだ」と。
さて、「七つ」という数詞ですが「カラスの子どもが七羽いる」とも、「カラスの子どもは七歳である」とも読み取れるため、物議をかもしています。
いずれにせよ、「我が子をいとおしむ気持ち」をテーマにしたこの曲は1921年(大正10年)、児童文学雑誌に掲載されて以来、親から子へと歌い継がれている名曲。覚えやすいメロディは本居長世(もとおりながよ)によって作曲されました。
カラスに注がれた温かいまなざしを感じる歌詞と、繰り返し歌いたくなるような旋律をぜひ聴いてみてください。

Kanji

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