Learn about the Japanese song Furusato, "Hometown"
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| ふるさと |
| 「うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川」という歌い出しの『ふるさと』。1914年（大正3年）、昔の音楽科に当たる教科書に掲載されて以来、現代でも広く愛唱されている曲です。 |
| 実際に兎を追いかけたり、小鮒を釣ったりした経験がない人でも、じんと胸が熱くなるのは何故でしょう。それは、この曲に描かれる故郷のイメージが、日本人共通の原風景だからではないでしょうか。 |
| 歌詞が文語（昔のことば）なので、意訳して紹介しますね。 |
| 子どもの頃に兎を追いかけたあの山や小鮒を釣ったあの川の景色が、大人になった今でも思い出され、故郷を忘れることはできないなぁ。 |
| 両親はどんな毎日を過ごしているだろうか。友だちは元気でいるだろうか。雨が降っても風が吹いても、自然と故郷が思い出されるなぁ。 |
| 故郷を出るときに決意した目標を達成して、いつの日にか帰ろう。山は緑濃く、水は澄み渡る、あの美しい故郷に。 |
| とこんな感じでしょうか。 |
| 高野辰之（たかのたつゆき）作詞、岡野貞一（おかのていいち）作曲の『ふるさと』。賛美歌から着想を得ただけあって、ゆったりと心が洗われるような調べです。 |
| この二人は『春の小川』『おぼろ月夜』『もみじ』など、その他にも日本人なら誰もが知っている歌を残しています。 |
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