Dialogue

Vocabulary (Review)

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Lesson Transcript

今回、紹介する「日本の歌」は『花』です。日本人なら誰しも一度は口ずさんだことがあるこの曲は、明るくのびのびとしたメロディー。しかし意外なことに、この曲のタイトルが『花』であることは知られていません。
さて、「花」という単語から、あなたはどんな花を連想しますか? 日本で「花」というと桜。そう、この曲は春の歌なのです。
舞台は、東京を流れる隅田川。川岸には桜が植えられ、3月から4月には多くの人々がお花見を楽しみます。
隅田川は大きな川で、水上バスが通っていますが、昔も船で上ったり下ったりすることができました。寒い冬が去り、温かい日差しの中で船遊び…とても優雅ですね。船のオールが動くたびに水滴がキラキラと跳ね、まるで花びらが散るよう。もちろん、水面には満開の桜が映り、幻想的な美しさとなります。
堤防には桜以外にも柳が植えられていて、ピンク色と緑色のコントラストが優美です。
昼間の光景も素晴らしいのですが、日が暮れてぼんやりと霞むおぼろ月が昇ると、また違った趣に。情緒溢れる風景は何にも換え難い、と日本人は古来から愛してきました。
そんな景色を切り取って歌にしたのが、作曲者の滝廉太郎です。明治時代に活躍した彼は、日本を代表する音楽家の一人ですが、23歳という若さで惜しまれつつこの世を去っています。
作詞者の武島羽衣(たけしまはごろも)は国文学者であり、詩人や歌人としての肩書きも有する人物。二人は東京音楽学校(現在の東京芸術大学)で共に教壇に立っていました。
ちなみに、隅田川沿いにある浅草側の隅田公園内に、羽衣自身が書いた歌詞が石碑となっていますので、東京を旅した際に立ち寄ってみるのも良い記念になるでしょう。それが春であれば、「日本人が愛でる美」を体感できますよ。

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