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Archive for the 'Learn Japanese' Category

Advanced Japanese Lesson: ちゃうちゃう (Chau chau)

関西で、二人が犬を指差してこんな会話を交わしていました。 A「あれ、ちゃうちゃうちゃう?」 B「えー、ちゃうちゃうちゃうんちゃう?」 A「なーんや、ちゃうちゃうちゃうんかったんかー」 さて、このAさんとBさんがそれぞれ何を伝えているのか、理解することができますか? Aさんの初めのことばにある「ちゃうちゃう」は、中国原産のチャウチャウという犬のことです。茶色やクリーム色の毛がモコモコとしている可愛い犬ですが、皆さんは見たことがあるでしょうか。三回目の「ちゃう」は関西の方言で「違う」という意味。つまり、「あれ、チャウチャウという犬と違いますか?」、「チャウチャウという犬ではありませんか?」と伝えているのですね。 続いてBさんの初めの「ちゃうちゃう」もチャウチャウ犬のこと。次の「ちゃうんちゃう?」は「違うのと違う」、すなわち「チャウチャウ犬ではないのではないでしょうか」、「チャウチャウ犬ではありませんよ」と解釈します。 さらにAさんは「なーんだ、チャウチャウ犬とは違うんかったんかー」、「チャウチャウ犬ではなかったのか」と言っているわけですね。 一般に、関西の人々は早口ですから他の地域出身の人は、このような会話を耳にすると即座に意味が分からず、戸惑います。 それにしてもBさんの台詞は、実際に口に出して発音するとことばの響きが面白いですよ。 ==== Two people in Kansai were pointing at a dog and talking like this. A: Are chauchau chau? “Isn’t that a chowchow?” B: Ee, chauchau chaun... Show more

Advanced Japanese Lesson: 助六 (Sukeroku)

日本食の代表といえば「寿司」。小さく握った酢飯の上に魚介類などを乗せて食べるものですが、店や食材によっては高価な食べ物です。しかし、手ごろな値段で食べたい人や生の魚介類が苦手な人でも楽しめる寿司もあります。それは「助六(すけろく)」。稲荷寿司と太巻き寿司がセットになって、駅やコンビニエンスストアなどで売られています。 稲荷寿司は、油揚げ(豆腐を薄く切り、油で揚げたもの。長方形の一辺を切ると、袋状になっている)を醤油と砂糖で煮付け、その中にご飯を詰めた寿司です。太巻き寿司は、酢飯を海苔で巻いてある寿司のことです。中央にキュウリや玉子焼き、シイタケなどの具が入っています。 さて、この寿司のセットがなぜ「助六」という昔の男性の名前で呼ばれているのでしょうか。 その理由は、歌舞伎の『助六所縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』という演目に由来しています。この話は、江戸時代の人々に人気の高い物語で、主人公の名前が助六さんだったのです。彼の恋人の名前は「揚巻(あげまき)」さん。つまり、彼女の名前には「揚(あげ)」=油揚げを使った稲荷寿司、「巻(まき)」=太巻き寿司というように、寿司を連想させることばが含まれているのです。そして、この寿司の組み合わせを直接的に「揚巻」と呼ぶのではなく、あえて恋人である「助六」と呼んでいるところに、江戸っ子のしゃれっ気が感じられますね。 ===== A representational food of Japan would be sushi. This is seafood placed on top of a small piece of molded vinegared rice, which can be an... Show more

Advanced Japanese Lesson: 看護と介護 (kango to kaigo)

「看護」と「介護」。発音が似ていますが、どのように違うのでしょうか。 まず、「看護」を考えてみましょう。「看」の文字は、「目」の上に「手」が添えられています。これは、手をかざしてじっと見ることを意味しているのです。つまり、ただ漠然と目に映るものを見ているのではなく、「見る対象を注意深く見る、見守る」という見方を表わしています。 次に「介」はどうでしょうか。「人」という字の下に「八」を書いています。この「八」は両脇に分かれることを意味し、両側に分かれて左右から中のものを守ったり取り持ったりする様子を表わしています。普段は使われませんが、「介」の文字には「はさむ」「たすける」という訓読み(日本独自の読み方)があるのです。だから、「介護」とは相手の脇からその人を支えたり助けたりすることなのですね。 最後に、両方の熟語に共通する「護」という漢字をみてみましょう。「言」(ごんべん)がついていますので、ことばに関係がある文字です。右側の「 蒦」には「手で外から包むように持つ」という意味があります。ゆえに、「護」の文字は「ことばをかけながら外側から取り巻いてかばうこと」を伝えているのです。 「看護」と「介護」、両者は意味が若干異なりますが、相手を大切に扱うという意味を有する点では共通していますね。 ========= The pronunciation of 看護 (kango) or "to nurse" and 介護 (kaigo) or "to care"  are similar, but what are the differences in meaning? First, let's take a look at 看護. The 看... Show more

Advanced Japanese Lesson: 雨かんむり(Ame kanmuri)

「雨」という漢字は、空から雨が降ってくる様子を線で表現したもので、絵のような文字ですね。では、この「雨」に「下」という文字を書くとどのように読むのでしょうか。 答えは「しずく」。この読み方は日本独自のもので、中国では水のしたたりをこの漢字で表わしません。また、雨以外の水、たとえばシャワーや涙の「しずく」には「滴」(「水滴」の「滴」)」という文字を用います。一般的には、雨のしずくだけを「雫」で表します。 さて、「雲」という漢字は、どのように雨に関連しているのでしょうか。「雨」の下に書かれる「云」は「立ちのぼる湯気が天井のような場所につかえて、もやもやとこもった様子」を線で表現しています。つまり、「雲」は「もやもやと立ちこめた水蒸気」のことなのです。ちなみに、「魂(たましい)」という漢字にも「云」が見られますが、魂もこれというはっきりした形があるわけでなく、「なんとなくあるらしい」と信じられているもやもやとしたものですね。 ところで、「電」はどうでしょう。昔は「雨」の下に「申」という文字を書いていましたが、次第に変化して現在の字形になりました。「申」は稲妻が空から地上に長く伸びて(「伸」の漢字にも「申」が見られますね)光っている様子を表わしています。 さらに、「霧」という漢字を読めますか。これは「きり」と読みます。「雨」の下の「務」には「手探りして求める」という意味があり、霧の中では立ちこめる水蒸気で周囲が見えなくなるので、手探りして進まなければなりません。そんな状態を漢字で表わすと「霧」になります。 ... Show more

Learn Japanese Pronunciation

This Japanese All About lesson will help you with your Japanese pronunciation skills. You'll learn about the fourteen Japanese consonants and five vowels you'll need to know and about how to handle words with multiple syllables-with no stress.  Sounds and Syllables Compared with other languages, Japanese has a relatively small set of sounds, with only fourteen consonants (k, s, t, n, h, m, y, r, w, g, z, d, b, and p) and five vowels (a, e, i, o, and u). Japanese is made up of syllables, which are made up of a consonant and a vowel. The only exceptions are the vowels and the n sound, which stand alone.  Stress In Japanese, each syllable is held the same length of time and given equal stress. Stressing only certain... Show more

Advanced Japanese Lesson: 水に関する漢字

人間の身体は約60%が水分である、と言われています。私たちは水がないと生きていけず、水が豊かな場所に文明が発達したことは言うまでもありませんね。 漢字にも、「水」に関係した文字がたくさんありますよ。部首では「さんずい」と呼ばれる「 氵」が、漢字の左側に見られるものは、一般的な漢和辞典に載っているだけで642もの多数にのぼります。その中で、日常生活にしばしば用いられる漢字を紹介しましょう。 「洗」の文字に見られる「先」は、「足+人」で、人間の足先を表わしています。爪先は、指と指の間に隙間があいて離れていますね。その隙間に水を通してきれいにするのが「洗う」という行為です。 「洗濯」のように「洗」に組み合わされる「濯」にも「さんずい」が見られますよ。右側は「羽+隹」。「隹」の部分は、他の漢字でもよく見かけませんか? 「隹」は「とり」と読み、「鳥」を表わしています。字形が似ていますものね。木の上に鳥がたくさんいると「集」という文字になり、「あつまる」と読みます。また、「焦」は「こがす、こげる」と読み、鳥を火であぶってちりちりと焦がす様子が漢字になっています。鳥がすいすいと飛んで前に進むから「進」という文字には「隹」がいますね。 話題を戻すと、「濯」の文字には、鳥が羽根を高く上げた様子が含まれ、水で洗ったものをさっと持ち上げ、また水につけて洗って持ち上げて…と洗濯の動作を表わす漢字の組み合わせになっているのです。 さて、「沈」はどうでしょう。「 冘」は「牛+川」で、牛を川の中に沈める儀式を表わし、「枕(まくら)」も頭も下に沈める寝具なので、「木+ 冘」と書きます。 ... Show more

Learn Japanese Grammar

This Japanese All About lesson will help you navigate your way through Japanese grammar conventions. We will talk a little bit about how Japanese sentence order differs from that in English, how easy it is to form questions in Japanese, and all the other rules of English grammar you can throw out the window. Japanese is what's called an SOV language. This means the subject comes first, followed by the object, and then the verb. Remember that: the verb comes last. This is one of the biggest differences between English and Japanese grammar and one of the most important aspects to keep in mind! Tense Japanese only has two tenses: past and non-past. It's called non-past because Japanese uses the same tense for the present and... Show more

Advanced Japanese Lesson: 梅一輪(Ume ichirin)

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ    服部嵐雪 厳しい寒さの続く日は、春の暖かさが待ち遠しいものです。そんな気持ちを表わした俳句を紹介しましょう。 作者の嵐雪は、松尾芭蕉の優れた弟子の一人に数えられ、江戸時代に活躍しました。彼の代表作が冒頭に示した一句です。意味は、「梅の花が一輪咲いた。冬の寒さがほんの少しやわらぐように、その一輪の梅にほのかな春の暖かさを感じるなぁ」。 日本三大随筆の一つである『枕草子』に、清少納言は次のように記しています。「木の花は、濃きも薄きも紅梅(木に咲く花としては、濃い色であっても薄い色であっても赤い梅が素晴らしい)」。現在、春をイメージさせる花としては桜が有名ですが、昔は春の花の代名詞といえば梅でした。奈良時代に成立した『万葉集』にも、桜より梅を詠んだ和歌が多く残されています。 丸みを帯びた花びらの形は可愛らしく、白、ピンク、赤といった色も気持ちを華やかにしてくれます。さらに、春風に運ばれて漂ってくる香りもまた、古来から人々に愛されてきたようです。冬枯れの風景の中、まだ新芽も顔を出さない寒々しい木々の合い間に、そっと花を開く梅。「春告草(はるつげぐさ)」という別名を持つ梅は、私たちが気づかない季節の移り変わりを教えてくれる花なのです。 ================ A single plum flower, a single flower's worth of warmth   Ransetsu Hattori During the continuing intense coldness, one can't wait for the warmth of spring. A haiku... Show more

Learn the Japanese Writing System

This Japanese All About lesson will teach you about the three types of artistic scripts that make up the written Japanese language, kanji, hiragana, and katakana, and the roles they play in putting together sentences. The Japanese writing system uses two syllabic scripts, known separately as hiragana (ひらがな) and katakana (カタカナ) and collectively as kana (かな), as well as thousands of Chinese characters known as kanji (漢字). Each script serves a different function. Hiragana: grammatical elements and for words that do not use kanji (or for words where the author doesn't know the kanji). We use the hiragana syllabary for two types of words; okurigana (送り仮名), which are inflected verb and adjective endings; and for grammatical elements... Show more

Advanced Japanese Lesson:凩 (kogarashi)

凩…この漢字を見たことがありますか? 何と読むのでしょうか。 ヒントは、冬に関係のある漢字であること。さらに、字形をよく見てください。「風」という漢字に似ていますね。 答えは「こがらし」。一般的には「木枯し」と書き表します。 「こがらし」とは、冬の初めに木々の葉を払い落としながら吹く、冷たく強い北風のことです。「凩」の字は「国字(こくじ)」に分類され、中国で作られた漢字にならって、日本で新たに生み出された漢字です。要するに、和製漢字ですね。こがらしとは、「木を枯らすように吹く風(几)」なので「凩」という字形が考え出されたのです。 正月の遊びに使う「凧(たこ)」も国字です。「風(几)」の中にある「巾」は「布」という意味です(「布」という漢字の中にもしっかりと「巾」が含まれていますね)。「風を受けて舞い上がる布」=「凧」なのです。 では、「風が止まる」と書く「凪」という漢字はどう読むのでしょうか? これは「なぎ」と読みます。朝夕に風が止まる状態や時間帯を「朝凪(あさなぎ)」「夕凪(ゆうなぎ)」と呼びます。 このように、ことば遊びや連想ゲームにも似た感覚で作り出された国字。友人に、「この漢字、読める?」と教えてあげるのも楽しいですね。 ===== Have you ever seen the character 凩? How do you read it. A hint: it's a kanji related to winter. Also, please look closely at the character's formation. It looks like the character 風 (kaze), "wind",... Show more