Intermediate Lesson #67 |
INTRODUCTION |
Natsuko: こんにちは、Natsukoです。 |
Naomi: Naomiです。 |
Peter: Peter here. The Typhoon Cometh. |
Natsuko: おっと、タイムリーな話題ですね。 |
Peter: そうですね。この季節ですね。いつからでしたっけ? |
Natsuko: 日本はだいたい7月から9月までが、台風多いですね。 |
Peter: Usually. |
Natsuko: Sometimes it also comes in October. 台風多いですからね、日本は。特に最近の台風は、ずいぶん勢力が強かったり雨が多いですよね。それで被害が起きたりしますけど、ニュースでよく集中豪雨なんて言葉を聞きますね。 |
Naomi: 注意報というのが、天気予報とかでも言われて、大雨注意報、強風注意報、とかね。よく出ますね。 |
Natsuko: そうですね。台風が来ると、必ず言いますね。今日の台風についての会話は、そんなSeriousなDamageのことではないみたいなんですけど、なんかちょっと変かな、と思うところが一か所あるんで、みなさん注意してちょっと聞いてみて下さい。 |
Peter: So before we get into the conversation, try and pick up kind of a strange part of the conversation. See if you could pick that up. With that said, here we go. |
DIALOGUE |
秀忠: 七月になって台風が多いよな |
於江与: そうそう、七月から九月だけで30個ぐらいは日本に上陸するもんね。 |
秀忠: 大雨だし、強風だし、、、けど台風が来れば学校が休みになる可能性も高いけどね。どこにも行けないけど。。 |
於江与: どうやら、ニ、三日したら、台風4号が来るかもしれないらしいよ。 |
秀忠: えーっ!今度の日曜日、釣りに行こうと思ってんのに。。。ダメじゃん。。。 |
於江与: そりゃー、しょうがないわ。 |
秀忠: しかも台風が過ぎた後は台風一過ですごい晴れて、めっちゃ気温が上がって。良いことないわ。 |
於江与: そうそう。最悪。 |
Naomi: もう一度お願いします。今度はゆっくりお願いします。 |
ひでただ: しちがつになってたいふうがおおいよな |
おえよ: そうそう、しちがつからくがつだけでさんじゅっこくらいはにほんにじょうりくするもんね。 |
ひでただ: おおあめだし、きょうふうだし、、、けどたいふうがくればがっこうがやすみになるかのうせいもたかいけどね。どこにもいけないけど。。 |
おえよ: どうやら、に、さんにちしたら、たいふうよんごうがくるかもしれないらしいよ。 |
ひでただ: えーっ!こんどのにちよう、つりにいこうとおもってたのに。。。ダメじゃん。。。 |
おえよ: そりゃー、しょうがないわ。 |
ひでただ: しかもたいふうがすぎたあとはたいふういっかですごいはれて、めっちゃきおんがあがって。いいことないわ。 |
おえよ: そうそう。さいあく。 |
Naomi: 次は英語が入ります。 |
秀忠: 七月になって台風が多いよな |
There are a lot of typhoons in July, aren’t there? |
於江与: そうそう、七月から九月だけで30個ぐらいは日本に上陸するもんね。 |
That’s right, about 30 typhoons hit Japan between July and September. |
秀忠: 大雨だし、強風だし、、、けど台風が来れば学校が休みになる可能性も高いけどね。どこにも行けないけど。。 |
It causes heavy rains, strong winds but if a Typhoon lands, there is a high possibility that we will get some time off school although we won’t be able to go anywhere. |
於江与: どうやら、ニ、三日したら、台風4号が来るかもしれないらしいよ。 |
It seems like Typhoon #4 is going to hit Japan in 2 or 3 days. |
秀忠: えーっ!今度の日曜日、釣りに行こうと思ってんのに。。。ダメじゃん。。。 |
What? I am thinking of going fishing this Sunday. I won’t be able to go. |
於江与: そりゃー、しょうがないわ。 |
Well, you can’t do anything about it. |
秀忠: しかも台風が過ぎた後は台風一過ですごい晴れて、めっちゃ気温が上がって。良いことないわ。 |
On top of that, after a typhoon, we get really sunny weather which causes temperatures to rise rapidly. Nothing good comes out of this. |
於江与: そうそう。最悪。 |
You are right, it sucks. |
POST CONVERSATION BANTER |
Natsuko: Naomiさん、今日の会話のちょっと変なところって、お気づきになりました? |
Naomi: うーん、私は台風にあまりくわしくないので、よくわからないんですけど、2行目に「7月から9月だけで30個ぐらいは日本に上陸するもんね」って言ってますけど、30も来ますか? |
Natsuko: 30は来ないですよね。 |
Naomi: ね、30は、台風ができる数が30かも知れないですけど、 |
Natsuko: そうですね。 |
Naomi: 日本に来る数は、そんなに来ないですよね。 |
Natsuko: So not all of them land Japan. Not all of them hit Japan. |
Peter: Yes the second line about 30 come to Japan. About 30 hit Japan is a little bit farfetched. |
Natsuko: みなさん、誤解しないで下さいね。日本はそんなにたいへんなところじゃないですから。 |
Naomi: そう、30来たら忙しいですよね。毎日ですよ、これ。 |
Natsuko: そうそうそう。 So don’t be scary to visit Japan during this season. |
Peter: 私にとって、おもしろいのは、その台風の数え方です。 |
Natsuko: あー。 |
Peter: 個。 |
Natsuko: 個。1個、2個 |
Peter: そう。普通はちっちゃい物、数える時に使いますね。個。1個、2個、3個とか。でも、Typhoonは、小さくはないです。 |
Naomi: うーん。 |
Natsuko: I think there is no other way to count typhoon. |
Naomi: 1本でもないですしね。 |
Natsuko: うん。So… |
Naomi: 1枚? |
Peter: 1枚? |
Natsuko: 1台? |
Naomi: 1台? |
Peter: 1台? |
Naomi: 1台、ちょっとわかるような気がしますけど。 |
Natsuko: 1件、とか? |
Naomi: 1件。 |
Peter: 1件? |
Natsuko: What case? Well I think that’s because 個 is the most general counter. |
Peter: Ah… |
Natsuko: So something that can’t be categorized can be counted with 個 |
Naomi: そう、それで、台風まるいですからね。 |
Natsuko: あ、なるほどね。 |
Peter: Ah because it’s round and it can’t be categorized. It winds up with a counter 個 |
Naomi: 台風の名前もちょっと、日本独特かもしれないですね。 |
Natsuko: ナンバーなんですよね。 |
Peter: So typhoons are assigned a number. So the first one of the year is 1. |
Natsuko: 1号。 |
Peter: Then we have two |
Natsuko: 2号。 |
Peter: And it goes on like that with the counter on the end |
Natsuko: 号。 |
Naomi: 本当は名前があるそうなんですね。 |
Natsuko: あ、そうなんですか? |
Naomi: でも、アジアの国の言葉で名前がそれぞれ付けられているので、発音するのがすごく難しい。 |
Natsuko: あー、そうなんですか。 |
Naomi: それから、記憶に残らないから、日本は、1号、2号、3号、4号、5号、なんだそうです。 |
Natsuko: なるほど。 |
Peter: おもしろいですね。 |
Natsuko: アメリカでは昔、女性の名前を付けていたって私聞きましたけど。 |
Naomi: 男性の名前もありますよね。 |
Peter: そう、最近あります。両方。 |
Natsuko: Is that because of the politically correct problems? |
Peter: That’s a good question. I have こういう場合、すいません、よくわかりません。 |
Naomi: でも、もう決めてあるんですよね。もう、 They have already made a list for all the hurricanes. |
Peter: Yes, each year. |
Natsuko: でも、その名前の人、いやですよね。 |
Naomi: ねー。 |
Natsuko: だって、すごい、こう |
Naomi: お前すごいな、フロリダで、 |
Natsuko: いやですよね。だって、Naomi台風とかNatsuko台風とかあって、 |
Naomi: ねー、そうそう。Peterに家こわされちゃって。 |
Natsuko: でも、ほんとにおかしい、それ。 |
Naomi: Peter最悪、とか言われちゃう。 |
Peter: なかなかいい先生ですね、Naomi先生。 |
Natsuko: So there is a bit of a difference in typhoon and hurricane cultures. |
Peter: Yes, but very interesting nonetheless. そう、なかなかおもしろいですね。 |
VOCAB AND PHRASE USAGE |
Natsuko: それじゃ、台風のおしゃべりはこのぐらいにして、Vocabulary行きましょうか。今日はNaomi先生にお願いします。 |
Naomi: はい、まず最初の単語は、じょうりく |
Peter: Landing. |
Naomi: 漢字を見てもらえると、意味が分かりやすいかと思います。まず、「上陸」の「陸」、陸は |
Peter: Land |
Naomi: 漢字の「上」は、上がる、ということなので、上がるっていうのは |
Peter: To come up, to go up. |
Naomi: Come up to the landということで、Landingなんですね。台風が上陸する、とか、ハリケーンが上陸する、海を越えてやってくる、というイメージがあるかなと思います。 |
Natsuko: 英語では、ハリケーンは、Landするって言いますか? |
Peter: Hit. |
Natsuko: そうですよね。 |
Naomi: あー。 |
Peter: はい。 |
Natsuko: でも日本では、陸地に来た台風のことは、「上陸」って言うんですよね。 |
Peter: So in Japanese, they say to land. So to come but actually it’s to come up onto the land. |
Natsuko: そうなんですよね。 |
Naomi: そうですね。ま、日本は島国だから、こういう発想なのかもしれないですね。じゃ、次を見てみましょう。かのうせい |
Peter: Possibility, likelihood. |
Naomi: この言葉は、ふたつの言葉からできています。まずひとつは、「可能」、これは、 |
な-Adjectiveなので「可能な」というふうにも言えますが、 |
Peter: Possible. |
Naomi: 「性」というのは、これはSuffixで、形容詞から名詞に変えることができます。たとえば、「安全な」この意味は? |
Peter: Safe. |
Naomi: 安全性 |
Peter: Safety. |
Naomi: というふうになります。普通、「~~性」となった場合は、高い、低い、というふうに付けて、可能性が高い |
Peter: High possibility. |
Naomi: 可能性が低い |
Peter: Low possibility or unlikely. |
Naomi: 安全性が高い |
Peter: Very safe. |
Naomi: そうですね。英語に、ちょっとならない。 |
Peter: そうですね。ちょっと、ですね。 |
Naomi: はい。安全性が低い。 |
Peter: Not safe. |
Naomi: というふうに言うことができます。では、次を見てみましょう。たいふういっか |
Peter: Clear weather after a typhoon has passed. |
Naomi: これは、台風の時だけにしか使わないですよね。 |
Natsuko: そうですね。 |
Naomi: 「台風」というのは、まぁ、台風ですが、「一過」というのは、早く過ぎ去ってしまうこと。さっと過ぎてしまうことです。 |
Peter: Pass very fast. |
Natsuko: この「台風一過」という言葉は、すごく日本に独特の表現だと思うんですけど、ほんとの台風だけじゃなくて、Metaphorとしても使いますよね。 |
Naomi: 使いますね。すごくうるさい人とかが来て、ぐわーっとしゃべって、その人がいなくなったら、「はー。」 |
Natsuko: 台風一過、って言っちゃうことありますよね。 |
Naomi: あります。 |
Peter: あ、そうですか? |
Natsuko: たとえば、電車に乗ってて、すごくおしゃべりなおばさんの集団が、うわーっと乗ってきて、うわーっとしゃべったあと、ひと駅で降りちゃった、なんていうときには、降りたあとシーンとしたときに、「うわっ、台風一過みたい」なんて言ったりしますね。 |
Naomi: そう。 |
Peter: あー。 |
Natsuko: So it’s like typhoon passing really fast. |
Peter: So as Natsuko san said, this can be used as kind of like a metaphor for really loud people. |
Natsuko: And not only loud people but there is kind of a real confusion on mess or something very noisy happening and that suddenly dies down. |
Peter: Now what about for machines? 人間だけですか?あれは、人間に |
Naomi: 暴走族、みたいに |
Peter: でも、それは人間からですね。人間に限られていますね。 |
Natsuko: だいたいあとは、Some kind of a confusion or chaos. |
Peter: So but again caused by humans. |
Natsuko: Well usually. |
Peter: So kind of like extreme noise and confusion caused by people. When that passes, you can also use this expression. |
Natsuko: Because it’s like typhoon passing. |
Peter: So kind of like the English expression the calm after the storm. |
Natsuko: うん。あ、まさにそういう感じですね。 |
Naomi: あー、そうですね。 |
Peter: あー、なるほど。勉強になりました。使ってみたいです。 |
Natsuko: そうですね。そんなSituationがあれば、じゃ、使ってみて下さい。 |
Peter: そう、きっと使ったら、その周りの日本人が、もうびっくりすると思いますね。 |
Natsuko: そうですね。 I think the best way is you actually experience typhoon in Japan. Then you know what we are talking about. |
Naomi: じゃ、7月から9月の間に日本に |
Natsuko: ほんとにね、あっという間に晴れるんですよ。 |
Naomi: そうなんですよね。このDialogueの中にもありますけれども、台風が過ぎたあとはとても天気が良くなるんですよね。 |
Natsuko: そうなんですね。で、とても暑いんです、たいてい。 |
Peter: でも、日本に来る理由になるかな? |
Natsuko: まぁ、1度経験してもいいかもしれない。 It might worth experience. |
Peter: Natsukoさんのおすすめです。 Come to Japan for the calm after the typhoon. |
Naomi: 最後の単語です。さいあく |
Peter: The worst. |
Naomi: これは、ふたつの単語からできています。「最悪」の「最」は、もっとも The most という意味で、「悪」というのは、これはChinese readingですけれども、もともとは「悪い」 bad 一番悪いということですから、 the worst という意味になります。 |
Peter: はい、ちょっと質問があります。先ほど、Naomi先生に、「最悪」と言われました。そして、こないだNatsukoさんに、「最低」て言われましたけれども、最悪と最低はどう違いますか?Naomi: 人に使ったときは、ほぼ一緒ですよね。 |
Natsuko: そうですね。「最低」というのは Lowest, bottom |
Peter: I am the lowest. |
Natsuko: という意味なんですけれども、だからどっちも同じような意味なんですけど、ただ人とか物に対して、すごい casual なconversationで、 I don’t like that なんていうようなときに、「うわ、最悪!」とか「最低!」なんていうふうに、結構Casualな感じで使うことが多いんですよね。 |
Naomi: そうですね。気温とかについて言う時なんかは、最低気温、最高気温 |
Peter: The lowest and the highest temperatures. |
Naomi: はい。「最高」っていう発音は、英語だとPsychoに聞こえないですか?だいじょうぶですか? |
Peter: そうですね、ま、聞こえます psycho. |
Natsuko: 最高 |
Naomi: そう、最高、ちょっと「う」がね、入るんですよね、Psychoではなくて、最高 |
Peter: 英語だと、 psycho, crazy person. 日本語だと、最高、最後の「う」が伸ばす |
Naomi: そうですね。 |
Natsuko: そうですね。 |
Lesson focus
|
Peter: On to today’s grammar point. |
Naomi: 上陸するもんね、もんね。 |
Peter: Is the shortened form of |
Naomi: ものね |
Peter: In this case. |
Naomi: もの |
Peter: Is the spoken language which is the equivalent to |
Naomi: から |
Peter: So when |
Naomi: もの |
Peter: Is used at the end of the sentence, it expresses the reason. |
Natsuko: Becauseみたいな意味で使うわけですね。 |
Naomi: 忙しいから、おなか減ったから |
Natsuko: Because it’s busy, because I am hungry. |
Naomi: そうですね。「もん」とか「もの」というのは、「から」に比べると少しCasualな感じがしますよね。 |
Natsuko: そうですね。 |
Naomi: 特に「もん」なんていうのは、ちょっと女の子っぽいというか |
Natsuko: そうですね。ちょっとなんか、甘えてるような感じがあるんですよね。 |
Peter: When you say もん |
Natsuko: Yes it sounds like a bit of an excuse. だって忙しかったんだもん。 |
Peter: Because I was busy. So as Natsuko san said, it may sound like a bit of an excuse when you use this. |
Natsuko: Yes and it may sound a bit feminine. |
Peter: もん, what about もの? |
Natsuko: 「もの」も、もの、too |
Peter: A bit feminine. |
Natsuko: Yes. |
Naomi: 「から」は、どちらでもないですよね。 |
Natsuko: そうですね。「から」は、もっとNeutralです。 |
Peter: So 男だったら |
Natsuko: だって、忙しかったから。 |
Peter: So 男だったら、「から」 |
Natsuko: そうですね。「もん」は男性でも使うことあると思います。でもちょっと言い訳っぽい感じになりますよね。 |
Peter: Ah so this grammar point has a bit of a nuance of some kind of an excuse. |
Natsuko: Yes I think that’s because it’s very casual and shortened version. |
Outro
|
Naomi: 今日のここまでの文法のポイントは、すべてPDFにのっていますので、PDFをプリントアウトして復習してみて下さい。 |
Natsuko: 今日のレッスンでカバーしきれなかったことも、ちゃんとのってますからね。おつかれさまです。 |
Naomi: おつかれさまです。 |
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