順二:また来週。はい。 |
順二:もしもし。俺だけど。 |
マイク:どうだった? |
順二:あまり良くない知らせがあるんだ。 |
マイク:良くない知らせ? |
順二:実はお前の顔みたいにかなりやばい。 |
マイク:順次、親友じゃなかったら、ちゃんと俺のビデオを入れた? |
順二:作戦通りやったよ。俺がマイクのビデオをお気に入りとして入れて、でも七瀬さんはあんまり興味がないみたいだった。他の二人に興味があるみたい。二人のビデオが流れてる時は、いっぱいコメント言ってたけど、お前のビデオが始まったら一つもコメント言わないで、ビデオが終わっても、何にもコメントなし。 |
マイク:他のふたりはどうだったの? |
順二:ニールっていうやつ。あいつは才能があって、音楽が出来て、ビデオもすごい面白かった。もう一人のビデオも超面白かったよ。あっ、ブローディーっていうやつ、あいつはワイルドで、面白くて、もし俺が七瀬さんだったらあいつを選んでるな。 |
マイク:おい、誰の味方だよ? |
順二:あ、そうだよ。ごめん、ごめん。ちょっと興奮しっちゃった。かなりいいビデオだったから。あ、見てみる? |
マイク:順二! |
順二:あ、ごめん。 |
マイク:順二、俺ら、どれくらい友達なの? |
順二:そうだよね。大学で4年間連続ルームメートだったもんね。 |
マイク:約束は忘れてないよね? |
順二:いや、いや、いや、忘れてないよ。もしお前が七瀬さんと一緒になれたら、俺がずっと好きだった子といっしょにしてくれるんだろ。 |
マイク:そうだよ。 |
順二:あー、あの子大学一年生の生物の授業以来大好きだったなー。あの子の素敵な笑顔、きれいな髪、そして、あー、彼女のボディー... |
マイク:落ち着けよ。まだ彼女は俺の彼女だよ! |
順二:あ、ごめんごめん。想像しちゃったよ。 |
マイク:とにかく、どうしても七瀬と一緒になりたいんだ。どんな手でも使う。 |
順二:でも何でそんなに好きなの? |
マイク:わからない。彼女の声を聞いた瞬間、 |
順二:はい、はい、わかった、わかった。もう聞きたくないから!お前あのポッドキャスト以来、毎日電話してるよな。 |
マイク:まあ、仕方ない。 |
順二:彼女の声を聞いた瞬間、恋に落ちた。彼女の素敵な声、あの笑顔、彼女のすべてが好きなんだーってお前面白いやつだよな。 |
マイク:順二、ふざけないで。俺は本気だよ。 |
順二:まあ、心配するなって。お前が絶対勝つよ。なぜなら、俺がお前に勝たせてやるから。ただ少しだけ時間がかかるな。 |
マイク:どういうこと? |
順二:彼女は俺の事を信用してるんだ。で、来週彼女のビデオメッセージを録画するから。 |
マイク:僕にも? |
順二:いや。お前の分はない。ニールかブローディー。本人もまだ決めてないから。でも来週俺が彼女のお返しのビデオを取りに行くから、彼女がどっち選んだってうまくいかないよ。 |
マイク:何でわかるの? |
順二:だって、この俺がビデオを取りに行くからそのビデオを届かないようにするんだよ。 |
マイク:なるほど、撮影は何曜日? |
順二:あー、まだ、わからない。でもわかったら、すぐ連絡するよ。 |
マイク:了解。二人の夢は叶えられそうだね。 |
順二:そうだね。で、お前が約束したことも忘れるなよ。思ったより難しそうだから、おれの報酬も待ってるからな。 |
マイク:忘れてないよ。 |
順二:ちゃんと保証できるの? |
マイク:もちろん。 |
順二:どうやって? |
マイク: 順二、おれの彼女はお前のことがまだ好きだよ。俺が彼女のことを降ったら、きっとお前の元へ。 |
順二:でも、僕も七瀬さんがいいな。 |
マイク:彼女も言っただろ。お前にはチャンスはないって。目をさませよ!お前には俺の彼女がいるから。 |
順二:あ、そうだね。この広い世界でルームメートになった仲だもんね。 |
マイク:だよね。 |
順二:4人がうまく行くように。じゃあね。 |
マイク:わかった。じゃ、また。 |
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